酒場と野球と男と女
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2006年02月10日(金) 「のう」と言えない東京人は、菅原文太で学習だ、の巻。

  前日に続き、今日も店(「ジャンクション」)に顔出し。

 6、7年来の知人、イベント制作T社を経営するKOちゃんと軽く一杯した後、

 飲みなおしときたもんだ。

 そこに20年近く何だかんだと仕事上でもつきあいのある、印刷のkさん着。

 赤坂で、TBSの担当知人の慰労パーティがあったそうで、帰りに寄ってくれた。

 KOちゃんとKさんは、店で、1,2度会った程度だが、

 共通の知り合いとしてサックス奏者Mさんがいる。

 Mさんが、以前在籍していた大手ゲームソフト会社の昔話で、
 
 3人盛り上がったもんだ。

 来週から、そのMさんの仲介で、大手アミューズメント会社

 社長プライベートイベントの舞台監督を、KOちゃんが請け負ったらしい。

   「そりゃあ、ええ。ぜひ、成功させて欲しいのぉ」

 広島福山生まれの、印刷のKさんは、呑むとこんなカンジ。

   「ほんまじゃ、うめぇこといきゃぁ、ええのぉや、のう?」

 母親が福山出身のワシも、ついこんなカンジになってしまう。

   「なんちゅうても、社長直じゃけぇのぅ、ええんよういきゃぁ

    おおけな(大きい)仕事に、なるがぁ、のう?」

 Kさんとワシは広島弁で、モーニング「カバチタレ」状態で、いい気分。

   「まぁ、そうなったらいいけどね、わかんないよぉ」

 東京恵比寿で生まれ育ったKOちゃん、洒落た東京弁で。

   「いやいや、ほんまに、頼まぁ、のう?

    えぇ仕事してつかぁさい、なんちゅうても、のう?」

 どうも、広島弁で話すと締句が必ず、相手に同意を求める口調になるようだ。

 自分の言葉に自信があるから、そうなるのか、

 自信が無いから、味方が欲しいのか、そこのところは、わからないけど。


 映画「仁義なき戦い」の有名シーンで、

 山守組長が、組員である広能(菅原文太)に”鉄砲玉”依頼する場面。

   「のう、広能、のう、頼まぁ、のう、ワシんために

    死んでくれぇ言うとるんじゃねぇんで、のう、残された可愛い

    コドモ(組員)らぁが、不憫でのぉ、ワシゃぁ、のう、のう?

    のう?(オイオイ号泣)広能、やってくれぇ、のう?(ずっと号泣)」

 もうここまでなったら、広能か、のうのうか、わからなくなってきて、

 文太兄イも、これ以上「のう(NO)」と言えなくなって、

 「仁義なき戦い」に突入!!って事ある訳ないか。



   まぁ、そんな金曜でした、のう?


 

 


熱血野球オヤジ |MAIL

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