極端なつぶやき
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2007年03月05日(月) 私のことを怖がる人

Zさんその後。

去年の12月に一度、Zさんから私に話し掛けてくれ、少し関係がほぐれたかな?という気がしたが、土曜日久々に会ったら、二人の間にはいつものピリピリ緊張感。

私は、以前ほどではないけど、相変わらずよくZさんのことを考える。

BFにZさんと関係が悪いと打ち明けてからは、大分Zさんをめちゃくちゃにして滅ぼしてやりたい、という気持ちは薄れた。

サークルの集まりで、必要な事務的なことを私がZさんに聞いても、固まって答えてくれないZさん。
なのに、私が他の人と話していて、私の意見が自分の意見と違うと、「いや、それは違う」と話に割り込んでくるZさん。

全くもってコミュニケーションが難しい。

ここ数か月で考えた、気付いたことは、Zさんには自己を観察する自分がいないんだってこと。
あー今私はこの人に嫉妬しているな、とか、今私不安を感じているんだな、とか、自己を観察して認知する自分、自己の感情を言語化する自分がゼロに等しい。
無意識の人、無意識で人と関わる人。
自分とつながってない人。
だから、人ともつながれない人。
自分を認知し、受容する力のない人。
だから、人の気持ちを理解し、受容する力のない人。
自分とコミュニケーションしない、できない人。
だから、人ともコミュニケーションしない、できない人。

私は、Zさんのこういう面を憎み、軽蔑し、嫌っていた。
そして、できるものなら変わって欲しいと思っていた。

でも、最近カウンセリングやヨガで、このZさんの自己受容、他者受容能力のなさを責める気持ちがストレスを生んでいる、苦しみを生んでいることに気がついた。

さらに、私がZさんの自己・他者受容能力の低さにこんなにも反応するのは、Zさんに母を見ているからだということにも気が付いた。

母にそっくりなZさん。
母も自分に自信がなく、いつも人の評価を気にしている人だった。
自分が大嫌いで、他者への不信感でいっぱいの母。
父に暴力を受ける母。
恋人から言葉の暴力を受けるZさん。
それでも後から謝ってくるから、付き合ってるというZさん。
友達があまりいない母。
Zさんもあまり友達がいない。
やりたいことがほとんどない母。
私や他の兄弟を受け止めることなく、ただ自分を安心させるような人間になって欲しいと求めてくる母。
世間体ばかり気にして、自分がない母。

Zさんと母は人を受け止めることなく、他人に依存して、求めてくるばかりのところがそっくり。
でも、やりたいことがあまりないというところは似てない。

母親を助けたかった、母親を変えたかった、私の中にある強い強い欲求。
でも、それは無理なことだった。
諦めざるを得なかった。

母を助けられなかった、その自責の念、悔しさがZさんに向いたのだと気付いた。

母への怒りがZさんに向いていたのだと気付いた。

私が、自己・他者受容能力のないZさんを心の中で責めつづけたのは、Zさんに変わって欲しかったから、Zさんに変わって欲しかったのは母に変わって欲しかったから。

もう、Zさんを責めない。
Zさんを責めつづけるということは、Zさんと関わるということ、Zさんにエネルギーを向けるということ、Zさんに近づくということ。
それはしない。
今は距離を置く。

Zさんと母親は別の人間。
似ているところがあるけど、全然違う人間。
年齢も体型も声も顔も全く違う。

私はZさんを助けなくていい。
私は母親を助けなくていい。

母親と距離が取れたんだから、Zさんともとれるはず。




まあ、それにしてもZさんにああも怖がられるのは、すごいストレスだけどね。



今回のことで、たくさん学んだ。
人と関わる時、相手にどのくらい自己・他者受容能力があるか、見極めて関わることが必要だってこと。
自分には、自己・他者受容能力の低い人に反応する。低い人を責める傾向がある。
私には、受容能力の低い人を見下す権利はない。
それは傲慢なこと。
私だって、そんなに高いわけじゃない。
本当に受容能力が高ければ、Zさんのことを受け止めることができたはず。
自分にも、Zさんのような要素(人のことは受け止めないけど、自分のことは受け止めて欲しい)があるから、こんなに反応する。

私とZさんは五十歩百歩。
五十歩百歩だからこそ、私はこんなに反応する。
ZさんはZさん。
私とは違う人間。私とは違う人格。
今は関わらない。
距離を置く。
Zさんを責めない。
そして、自分を責めない。


私は母親を助けなくってよかったんだよ。
自分を幸せにするのは、その人しかできないことなんだよ。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
Zさんと付き合うの、本当に難しかった。
私に対して、こっち見て、話聞いて、と依存してくるかと思えば、私の意見とZさんの意見が違うとすごく興奮して、自分の意見を強い口調で押し通そうとするし。

Zさんの人格の一貫性のなさに振り回されていた。

私は人のきつい口調に反応するところがあって、Zさんのその興奮して、自分の意見を押し通すところが本当に嫌だった。
怒っていた。

そういう意味でも、本当に距離を置いたことはよかったんだ。
近づくと互いにマイナス面が出てしまう関係だったんだ。


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