極端なつぶやき
DiaryINDEXpastwill


2006年05月05日(金) パフォーマンスと私

どうして私はパフォーマンスをするんだろうと、ふと、思った。

今の自分の生活、自分のスタンスを分析してみると。

*私にとって、一番といっていいくらい大切なことは、経済的に自立すること。
 そのことによって、自分のやりたいことがやれる。
 「結婚しろ、結婚しろ」とうるさい親とは、絶対一緒に暮らせない。

*じゃあ、自分のやりたいことって何か?
 →これに関しては、一言で答えられない。
 やりたいことというより、欲しいもの、目指している状態と問うた方が答えやすいかな。

 →じゃあ、それは何か?
 そうすると、声のパフォーマンスが出てくるんだよね。
 声を使って、いいパフォーマンスをすること。
 私が一番惹かれること、一番興味があること(つまり欲望)は、声を使った表現。
 人間の声帯周辺から出る音を使って、面白いことやかっこいい!って痺れるようなことをやりたい。
 身体感覚的にも声を出すって、気持ちいいんだよね。

 →だから、そのためにいろいろ練習する必要性を感じている。
  というか、もしかして、声を出すことの気持ちよさに依存しているのかも?
 部屋の掃除を何ヶ月してなくても、台所に洗物がどっさり溜まっていても、そんなことお構いなしでスタジオに一人で練習に行く私。
 多くの人から見れば、理解不能だろうな。(全然気にしてないけど。)
 
前、カウンセラーに「声の表現は、長いことかかって、あなたが見つけたテーマだから大事にしてね。あなたの年齢で、そういうテーマが見つかる人って少ないのよ。」と言われてうれしかった。

でも、この間出演した声表現の公演で、演出家にさんざんしごかれて、まだ凹んでいる。
みんなで、並んで出て行くシーン。
「bety君がダメだ。」
「bety君だけ、もう一度。」
「周りをキョロキョロ見ない。」
「場所感覚がないんだね、君。」
「集中力が低いんだよ。あと、腹筋の力も足りない。」
マジ、きつかった。
舞台に立つ厳しさを改めて感じた。

演出家の指摘を受け入れるまでに、なかなか時間がかかったけど、確かに指摘はもっともなので、合気道を始めたわけ。
私の真面目なこと!
まあ、昨日の日記にも書いたけど、ここが私のいいところでもあり、欠点でもある。

そう、パフォーマンスをよくする目的で合気道を始めた。
パフォーマンス以外にも、いろいろ自分のためになりそうだけどね。

その演出家にしごかれた公演、またやるそうで、それには出演できないので、残念。
(開催時期が仕事が一番忙しい時期と重なっているので。)
残念なような、もうしごかれなくてすむと思うと、ほっとするような。


betty1102 |MAIL