裏日記。
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どうか、女の子と遊んでませんように
と祈りながら、週末の長い48時間を乗り越える。
バイトの交代をお願いする。本当は休む気なんてなかったけど。
卒論もあるし、ちょうどいいや。
というのは建前で。
彼の携帯に私からのメール着信の文字を増やしたかった。
私の送信メールボックスに彼の名前を残したかった。
たった、1回のやり取り。その1回が精一杯。
私は好きな人が出来てもメールが出来ない人間で。
用もないのにメールするとか出来ない。ましては相手はバイトの後輩だし。
今までそんなにメールしてきた訳でもないのに急にそんなこと出来ないし。
なりふり構わずに行けばいいのにってよく言われるけど。
人には、私もそう言う(笑)でも、実際問題出来ません。
早く月曜日になってほしい。今週も一緒にご飯食べられればいいな。
君が笑うとほっとする。
夜中にベランダで飲む、コーンスープのようにじんわり沁み込む感じ。
それを横で見ていられればいいのにね。
私は、あと1ヶ月しか君の傍にいられない。
こんなことなら、無理して押さえるんじゃなかった。
前から自分の中にあった気持ちなのに。
無理して、自分で余計に苦しい恋にしてしまった。
私のしらない時間。何をしてるの?
どうか、あの子と逢ってませんように。
と祈る。
週末の長い48時間は果てしなく長い。