「わが警告を無視してここまで立ち入った罪は重い 存分に苦しむがよい ガハハハハハ」 死神の声が木霊する。
やってしまった。
すっかり周りにのせられ 26にもなって鏡月ボトルの一気飲み。 また超えてはならない領域に足を踏み込んでしまったようだ。
飲んだ直後からの記憶がないのだ。
お酒で記憶をなくしたのは今回含め4度目です。 そろそろ、自分の酒量の限界を知ってもいい頃なのだが なんていうか、非常事態に対する危機意識が低いため なかなか失敗から学べないのである。情けない。
「失敗は成功のもと」 なんつぅー、都合のいい言葉もありますが やはり失敗はしたくない。
今年の抱負に「酒で記憶をなくさない」 も付け加えよう。
二日酔いにトマトジュースが沁みる頭を抑えながら そう思ったのだった。
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