今年もまたやってきた。
ベルの音を響かせ、色鮮やかなイルミネーションを輝かせ、やってきた。
クリスマスしかし、それもようやく終わりと告げようとしている。
長かった、ホント長かった (泣)
切なさ増強マシーン(クリスマスツリー)を見るたびに
自分の心の中に潜む奴ら、7人ぐらいにしときましょうか。
そいつらで話し合いの場が設けられ
「満場一致でコンセント抜いてよし」 という結果に
人の道を外れようとする自分と、それを阻止する自分との
壮絶な葛藤の日々も、もうじき終わる。
が!
しかし!
今日を無事乗り切ることが出来ればの話!
去年は現実逃避でなんとか過ごせたが
今年も同じ道を歩むと、来年も危うい感じになりそう。
そう危機感を募らせた僕は出かける用事はまったくなかったが
ここは思い切って外出してやった。
ここぞとばかりに聞こえてくる有線放送のクリスマスメドレー。
やたらと目に付くカップル。
去年同様、ケンタのおっさんはサンタの衣装。
大きなプレゼントを持った、サラリーマン。
「どこへ行く、どこへ行こうがお前には居場所がない
カッカカカカカーーー」 そんな罵声をサンタに浴びせられているような
いたたまれない気持ちのなり、ただただアテもなく町をさまよう。
アテもなくブラブラしていたら、あるポスターの前で足を止めた。
『ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん』そこにはそう書かれていた。
漫画で表現すると、背中に電流が走る。
それに近い衝撃を受けた。
そうだよ、待ってちゃだめだ、自分から行かねば、何も得るものはない。
そのポスターの下に、こうも書かれていた。
『波に乗れエウレカ』そうこれはスロットの看板。
行く?行くしかないだろ?
ということでスロット店へ
店に入ると、自分と同じぐらいの境遇であろう男供がわんさかいた。
考えることはみな一緒ってわけか。
「ねだるな、勝ち取れ」って書いてあったけど、勝ち取れなかったから
こうして、聖なる夜に、ひとり孤独にスロット打ってるんだよな。
サンタからの精神的な圧迫を受けた僕では、とてもじゃないが波には乗れそうもない。
どうせ乗れても、さざ波程度だろうと弱音発言をぶつくさ言いながら打っていた。
すると、野口さん二人目でARTに突入して、そっからBIG引いて
あれよ、あれよ、さざ波が、大波に変わり、いつのまにかビックウェーブに。
(この画像を見ても、よくわからないと思いますが一応)
で、最終的にこんな感じ。
サンタさんの粋な計らいで17万円のクリスマスプレゼントを頂いた。
サンタさん、今年は誰よりも素晴らしいクリスマスを過ごせました。
心からありがとう。
これだったら来年も、ひとり孤独でもいいかも (笑)