ギクの日記
ぼちぼち書いております
2009年07月25日(土)  ドラクエ 「2」

天使界を襲った落雷をもろに受け地上へ落とされたオニオン。

奇跡的にウォルロ村の湖に落ちたので一命は取り留めたのだが
その反動からか、頭の上にあった輪と背中の翼が失ってしまっていた。
そして、いままで村人からは見えなかったオニオン姿が見えるようになってしまっていた。
これは後から聞き話だが、湖の水面で浮かびながら気を失っていたところを
リッカという宿屋を営む女性に助けられたらしい。

どうやら、翼を失ってしまったので天使界に飛んで帰ることはできなさそうです。
このまま、動かずに待っていても、何度も宿屋に泊まって月日を待つとも
ゲームの仕様からして仲間が助けに来てくれることは限りなく0に近い。
というかまず助けは来ない。来たらびっくりだ。
そしてそのままエンディングを迎えたら、僕はスクエニに拍手喝采する。

話を戻すが、助けが来ないならば自分から行動する以外に道はない。

以前村人達からは 「守護天使様」 と崇められていたオニオンだが
村の住人は誰1人としても、自分が守護天使であることを信じてはもらえず、というか
「ドラクエの主人公は自分の意思で喋らない」 ので弁解すらしていないのだが。
コミュニケーション能力がまったくないオニオン
これでよく、今まで生きてこれたよなぁ〜と心底感心する。
喋らない行動はプレイヤーのご想像にお任せしますみたいなところがあるからか。

オニオンの衣類は天使界では有名デザイナーのブランド物の洋服だが
地上では 「なにその変な服」 「ダサー」 「センスの欠片もない」
など村人からバカにされ笑いものにされている。
そこでついたあだ名が 「旅芸人」 完全にバカにされている。

バカにされたオニオンは人間界の服を買おうと装備屋を訪れた。
しかし、財布の中身を確認すると9Gしか入ってなかった。
布の服(30G) ですら買えないという幼稚園児並みの所持金に肩をなで下ろした。
この世界におけるお金の大切を早くも痛感した。

行動しようにも、お金がなければ始まらず、何をすればよいのかわからず
まずはバイトでも探すかなぁ〜と途方にくれていたオニオンの前に
ニードという青年が現れた。
「なぁ〜オンオン、頼みがあるんだけど」
『なんだい』
「いやぁ〜さぁ、俺、村の村長の息子なんだけど」
『なにそれ、自慢』
「いやいや、そうじゃなくて俺さ、親父にお前はなにをやっても駄目だ
それでも私の息子か、って家では説教ばかり聞かされて育ったんだ」
『何、親父に復讐でもするのか、それなら手は貸せないなぁ〜』
「そうじゃなくて、今度こそあの親父から
見直したぞさすが私の息子だって言われたいんだ」
『それなら手を貸すけど、具体的に何をすればいいの』
「オニオン知ってるか、この間、峠の道に落雷があって
その影響で土砂崩れが起こって、セイントシュタイン城へと続く道が塞がれてしまったんだ」
『なるほどね、おおむね理解した、このダサダサの旅芸人に土砂の除去を手伝ってほしいと』
「さっきは旅芸人って言って悪かったよ、怒ってるなら許してくれよ」
『別に怒ってないさ、ちょっと言ってみただけ』

ニードは峠の道の土砂崩れを何とかしたいと言っていたが
果たして二人の力でなんとかなるのかどうかは知らんが
土砂崩れがおきた現場まで向かうはめになったところで今日はおしまい。


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