The あぽ家
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2009年06月28日(日) 事実は小説よりも・・・

もし私がセリヌンティウスだったらメロスとの友情はなしで・・と答えてしまうほど楽しみにしてた「BOSS」が終わってもうた。


いやー、天海祐希、かっこいいから。

私が女だったら、ほっとかないから。

事件だから。



惜しむらくは・・・

私は女だったし、天海も男じゃなかったという事実。


世の中、うまく行かないものだわ。



何でも世の中なんて実体のないもののせいにするんじゃない!


叱っておきました。



なーんてことぐらいしか書くことがない毎日。

マイケルが逝っちゃったりとか、世の中は動いているのに私ったら微動だにしてない。

あ・・でもスリラーは踊ってみたからちょっとは動いてる。

こんな毎日をどう書きゃいいんだ、と自問自答の末「そうだ!エッセーにしてみよう」と思い立ちました。


で、最初にしたことが検索。


「エッセー」




そっからかよ(笑)



エッセー:随筆

随筆:自己の見聞・体験・感想などを、筆に任せて自由な形式で書いた文章。随想。エッセー。


イマイチ意味が判らない上、任せる筆なんて持ってない。

持ってる人がいるなんて聞いたことすらない。




私の中のエッセーのイメージを手探りでいく。

検索台無し。



2009、6月27日。 梅雨の中休み。

天気のよい日は少しだけ活発になる  が! 程ってものがある。

ガンガン照り付けて、ドンドン気温も上がってきて、私の気持ちの上がる隙がない。

心が日陰に篭りがち。

それでも今日は「行かねばならぬ」 図書館の返却期限日である。

気持ち並みに重たいかばんを肩にかけて出かけた。

利用する図書館は、結構距離がある。 

バス路線にして停留所二つ分。

ここからは3通りの行き方がある。

あのこがいた頃は、夜のお散歩コースのついでに返却ボックスに投げ込んでいた。 

いつの間にかそこが通常コースになっていた。

昨日は払い込みにコンビニに寄りたかったので、違うコースを選んだ。



近い。 



思ったよりもずっと近い。


お得なコースを今まで見逃してきたのか! 怠け者としてはあるまじきチョンボ。

図書館では小時間過ごす。

二週間分の本を選ぶ、結構至福な時間。

通勤用に文庫本6冊。 家庭用にノンジャンルで5冊を借りる。

前回よりも1冊少ないのだが、其の内の一冊が辞典並みに厚い。


「勘定科目の実務処理事典」 


辞典じゃないけど事典だった。

さらに過酷に照りつける太陽の下、来たときよりも重いかばんでヨッコラショ。

大丈夫、道は近い。

このチョンボ道は、この辺では一番大きなスーパーがある道だ。

日常通る道ではないので私は滅多に使わない。

たまに相方と行くことがあるが、ヤツと一緒は非常に危険(笑)


色んな物が目新しく感じられて
「あれ、珍しいんじゃない? お安いんじゃない?」
とついつい買ってしまう我が家の鬼門スーパーだ。

「そうだ、牛乳を買おう」と入ってしまったのが運の尽き。

かばんを入れるためにカートを使ってしまったのが更なる不運。

「お!(゜o゜)」とか「あ!(~_~)」とかで、ついつい・・・。

会計を済ませて品物を袋に入れて、カートを戻すところで


「はぁ〜(-_-;)」


下の段に、大物がうっかりと鎮座していた。 大チョンボ。


このチョンボ道は「近く」て「重い」道とズシリと思い知る。



負けるな私!



げっそりと帰ってきた私を哂わせてくれたのは、牛乳を買い忘れたという間抜けで腰抜けな事実。



「事実は小説よりも重なり」



チョンボ道封印。

こうなったら寝るしかないね!と強引にシェスタへの言い訳。

言い訳なんてしなくてもいいものを、なぜかちょっとはある罪悪感。

ただ、バリボーの試合の放映があるので、どうしようか?と迷っているうちに寝てもうた。

「はっ」と気が付いて目覚めたときには窓全開! ドア全開!!

盗まれるものなどないし、、、と思えども、そこはやっぱりか弱く、うら若き(自主申告)乙女としては無用心。

我が家の来客は階段を登る音で解る。

相方などは、ご近所中に触れ回る程の賑わいで登ってくる。

誰も来ているはずはなかった・・・なかったのだが。




玄関先に一枚のチラシが置かれていた。

「シルバー人材派遣」の人員募集。





老いは、足音もなく忍び寄るもの。

そんな言葉が浮かんできたのでした。




置いていくなぁぁぁ!!!




似非エッセー!


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