| 2010年04月09日(金) |
『ローマの休日』 再見する |
『ローマの休日』 1953年
NHK-BSで録画してあったのを見る。
ずいぶん前に何度か見たことのある作品だ。
日本で本作品においてのオードリー・ヘップバーンの人気が根強いせいか
何かにつけ目に触れる機会が多いので、常に身近にある感じがあって
久々に見る感じがあまりない。
それだけに『アパートの鍵貸します』みたいに、再見しても
あまり代わり映えのしないどころか、イヤな見後感が残るのはやだなあと
思って見るのをかなり迷った。
しかし、結局『或る夜の出来事』を見たことで
この作品のリメイクだということがわかったので
その辺のことを検証してみたい気持で見ることにしたのだ。
予想外にめっちゃ面白く見れてびっくり!
エンターテイメントを基軸にエピソードが丁寧につづられていて
オードリー・ヘップバーンの清々しさで物語が進んでいく面白さ。
カフェで通信記者のジョーが自分の正体とと王女の正体をごまかすために
友人のカメラマンを事あるごとに、足踏んだり、突き飛ばしたりするシーン、
往年のドリフのベタなコントみたいだけど、声を出して笑ってしまった。
通信記者と王女の気持の移り変わりを注意してみたのだが
結構ラスト近くまで、感情のゆれよりエピソードの面白さが勝っちゃてるのね。
琴線に触れるような感情のあやの表現は、
やはり『或る夜の出来事』が秀逸だと思う。
けれど『ローマの休日』の存在感は別の視点で余りあるほど補われているのだ。
好みの問題だな。
個人的には『或る夜の出来事』がスゴイとは思うけど。
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