『大統領の陰謀』1976年 アラン・J・パクラ監督
NHK-BSで録画したのを見る。
面白ー!
タイトルからして、なんとなく漠然と
大統領をめぐるハリウッド的、我々が世界の中心的、
悦に入った感動ストーリーを見せられるのかと思ってた。
ハリソン・フォードが出てきて戦っちゃうような
(ハリソン・フォードは好きだけど)どこかチャラいイメージ。
全然違った。
過剰演出なく、時系列を追う硬質な物語の進行に引き込まれる。
くどくど場面を重ねることなく、登場人物のキャラクターを想像させる
端的なシーンにぐっときてしまう。
印象的に配置された、盗聴をカモフラージュするための
大音量のクラッシック音楽とタイプライターの音が交錯するシーン。
背景音楽を多用していない中のコントラストにぐっとくる。
ほどよいエンターテイメント感だ。
そして、ロバート・レッドフォードとダスティン・ホフマンのコンビの妙。
ロバート・レッドフォードみたいなの(?)ばっかりだったら
良くも悪くも大衆的な匂いが強くなったと思うし、
ダスティン・ホフマンみたいなの(?)ばっかりでも
マニアック(?)な匂いになったと思う。
この作品において、この二人はすごく融合してるなあと思う。
それにしてもダスティン・ホフマンって
役をすごく作り込んで演じているように見えるんだけど
全然押し付けがましくない。
リアルで魅力的。
また『クレイマー・クレイマー』見たくなってしまった。
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