『晩春』1949年 小津安二郎監督作品 を見る。
NHK-BSで録画したものだ。
青年団の芝居だよ、侯孝賢監督の映像だよ、などと思う。
何たって自分にとっては、琴線を揺さぶられたのは
これらの作品によっての方が先なのだ。
『戸田兄妹』のような作品の方が面白さは感じる。
しかし、小津安二郎監督のスタイルが確立されているという意味では
『晩春』なのかもしれない。
何度も書くがホント青年団の芝居って
小津安二郎監督の映画だったんだなあとつくづく感じる。
日常の風景のひとコマひとコマをつなげたように見える構成、
それが魅力的なひとつの作品になっている不思議。
いや、正直途中退屈さを感じないではなかったんだけど
ラストのラストに笠智衆が演じる父親の心情に帰結するところは
すごく好みだ。
黒澤明監督作品ではさほど感じなかったことだけど
原節子ってひょっとして大根なのかも。
美貌がカバーして、それすら味になってるのかも。
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