山田太一節。良くも悪くも引き込まれる。
このドラマが醸し出す空気感がたまらない。
登場人物ひとりひとりの奥行きの深さ。
仲間由起恵が演じる家族(父、岸辺一徳、母、戸田恵子、
祖母、八千草薫)もそうだけど
井川比佐志と風間杜夫の父息子関係、
そして加瀬亮との関係の微妙な気持ちのひだ
(慈愛、おかしみ、哀しみなど)のグラデーションに感動する。
昨年一年は黒澤作品ばかり見ていたので
井川比佐志さんは初めての感覚じゃなくて(当たり前だけど)
このドラマを見るべくして見てる、というどこか不思議な気分。
そして、このドラマを通しで見続けるだろうと
直ぐ確信させられた第1回放送の加瀬亮のたたずまい。
空気が映画なの。
毎回、加瀬亮の演技にショックを受けている。
『ぐるりのこと』の加瀬亮の演技は
(犯罪異常者役なので語弊のある言い方かもしれないけど)
何とも魅力的でぶっ飛んだ。
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