| 2008年06月03日(火) |
『椿三十郎』 『赤ひげ』 『どですがでん』VS睡魔 |
『椿三十郎』
若武士たちの青臭いひよっこぶりが
ユーモラスで微笑ましい。
(正義のためのすったもんだ。)
何だかんだ言いながら幼稚園の先生のごとく
若武士たちの面倒を見る椿三十郎(三船敏郎)の男っぷり。
小川を流れてくる椿、入江たか子の馬になり踏まれて顔を歪める三船敏郎、
母娘と全然テンポが合わなない椿三十郎と若武士たち 等々。
印象的な場面にわくわくする可笑しみを噛み締める。
『赤ひげ』
赤ひげ(三船敏郎)の医者としての姿に感銘を受け、
(いわゆるエリート志向だった)志が変化していく
医者の卵の若者(加山雄三)。
悩んだり迷ったり怒ったり、
自然で等身大の若者の姿が清々しい。
迫力、勢いというより老練さを感じた作品だった。
『隠し砦の三悪人』あたりから、三船敏郎の役柄が
ストーリーテラー(??物語の進行役の意味で使った)のように感じる。
黒澤明監督作品の中で何か変化があったのだろうか。
『赤ひげ』が三船敏郎にとって
最後の黒澤明監督作品出演作だ。
ショックだ。もっと見たい。
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