2007年07月21日(土) |
とことんやりまっせ、って感じ |
よくもまあ続けて書けるものです。
《朝日新聞社説引用開始》 参院選―この風向きをどう読むか 優勢な民主党、不振の自民党――。朝日新聞などの調査で、こんな参院選挙の情勢が浮き上がってきた。 いずれも現時点での推計だ。投票先を明らかにしない有権者も多い。獲得議席の推計幅は、朝日新聞調査の場合、自民、民主ともに10議席以上もある。それだけ競り合っているところが多いわけで、状況はまだ流動的である。 それでも、自民、公明の与党にかなりの逆風が吹いているのは間違いない。与党が参院での過半数を失う可能性も小さくない。場合によっては、安倍首相の交代もありえないことではない。 そうした空気を感じ取ってのことなのだろう。街頭演説などで危機感を訴える自民党の幹部や候補者たちのボルテージが上がってきた。 「与野党が逆転すれば、法案はすべて通らなくなる。政局は大混乱だ」 「政治をガタガタにされて困るのは国民の皆さんだ」 まるで、このまま民主党政権になっていいのか、と言わんばかりである。 もともと首相は、選挙が始まる前から「私と小沢さん、どちらが首相にふさわしいか、国民の考えを聞きたい」と党首力の戦いを挑み、政権選択選挙という構図を描いてみせた。 対する小沢民主党代表も「負ければ政界引退」と退路を断って応じた。 本来、参院選は衆院選のように政権を直接、選ぶものではない。問われるのは安倍政権10カ月の実績に対する有権者の評価である。とはいえ、今回は両党首の気負いに自民党の危機感が加わり、「政権選択」の雰囲気が色濃く漂う。 さて、与党幹部が言うように、参院で与野党の勢力が逆転したら、本当に「大混乱」になるのだろうか。 確かに、政府・与党が出す法案や予算案が、衆院は通っても参院で軒並み否決されるような事態は、与党には耐え難い「大混乱」だろう。 だが、有権者から見れば、景色は違うかもしれない。与党だけで採決を強行する強引な国会運営はできなくなる。その意味で、政治が落ち着きを取り戻す「正常化」でもあるからだ。 与党が法案を通したければ、野党の主張もとり入れる必要がある。たとえば「政治とカネ」の問題で、抜け穴だらけの政治資金規正法改正でお茶をにごすようなことでは通用しまい。 民主党にも新たな責任が求められる。与党の案に説得力があるなら、野党が単に与党を追い詰めるために協力を拒んだり、法案をつぶしたりすれば、次の総選挙で有権者のしっぺ返しを食うだろう。政権交代をめざすと言う以上、民主党も軽はずみな態度はとれまい。 政治の大混乱か、正常化か。政権交代へ歯車を進めるか否か。護憲や弱者、格差への対策を訴える共産党や社民党、あるいはミニ政党に期待を寄せるか。 あと8日間の考えどころである 《引用終了》
週刊新潮にも載っているようですが、朝日の執拗なまでの安倍たたき。 よっぽど、二年前のNHK番組改変問題で、根にもっているようで。 とても大新聞のすることではないと思うが・・・ 「本来、参院選は衆院選のように政権を直接、選ぶものではない。」といいながら、中身は安倍おろし、与党敗北ねらい。 でもって、「政治が落ち着きを取り戻す正常化」だと。 笑ってしまう。政治の混乱を煽ってるのは誰でしょう? さすがに与党だけ叩くのはと思ったのか、民主党にも一応釘をさして。 本音の護憲等々を共産・社民をつかって、さらりと出しておく。 もういいかげんにしませんか? 有権者、読者もさすがに嫌になりますよ。 まあ冷静な国民はそんなことお見通しですかね。
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