fleur bleue
sora



 ずれる焦点

朝起きた時から、
強い鬱の感情に支配される。
眩しいほどの朝の光が、
私をより憂欝な気持ちにさせる。

いつもと変わらない景色。
いつもと変わらない日常。
いつもと変わらない人たち。
そこには絶望しか感じない。

そして、つらい時にこそ、
現実を感じてしまう。

一点をみつめて立っていると、
しだいに焦点がずれて、
頭の中がぐるぐると回り始める。
吐き気さえ感じる。

悪い夢であってほしい。
その願いは、
決して叶えられることはない。

そこにあるのは、
紛れもない現実。

今日からまた、
憂欝な日々が始まる。

2006年02月20日(月)
初日 最新 目次 MAIL


↑エンピツ投票ボタン
My追加