Sweetly Junk

2006年04月24日(月)

わらいがお

同じ部署にいた、パートの女性と正社員の女性。
それぞれ結婚されていましたが、
正社員の女性には子供がいませんでした。
（それを少し気にしていました。）
パートさんには3人目のお子さんができて
退職されることになりました。

それを知った私の同期の子は

「あははは、（正社員の女性）負けてるじゃん！」

といって、悪気なさそうに笑っておりました。

勿論、本人はその場にいませんでしたし、
私にはなんら関係のないことですが
しばし、呆然というか。
あっけにとられたあと、悲しくなりました。
あまりに屈託なく笑うその顔がかえって残酷に見えました。

あははは、先を越されてる。
あははは、一人目もまだだって。
あっははは、早くしないとだめじゃん、あはは。

･･･彼女自身、不妊に悩んだ経験を持ってます。
義両親に、色々言われて泣きそうになっていたのは
つい、最近だったのにさー。（その後出産）
どうしてそんなことが言えるのかと
本気で不思議に思ってしまいました。
そして、彼女の中では結婚して子供を産むことは
ある意味勝負であり、レースであり、
優劣があるもののようです。

たしかに子供を産んで育てることは
大変ではあろうし、誇りに思うのは自由なんですけども。
自分の力ではどうしようもないことで
悩んでいる人を踏みつけるような言葉は
はたで聞いてるほうも、心が痛くなるものです。
私のことも、陰でなに言われてるのか
わかったもんじゃないなぁ、と思ったら
彼女とは距離を置いたほうがいいかもね、なんて。

ああ、あの笑い顔が夢にでませんように。こわいわー。
今日はブルーな日記になってしまいました･･･。

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