黎子の日記 


和っはっは 若衆組
影の支配者 藤堂黎子の日記


2005年11月05日(土) お稽古

「読み物」の中の個人日記は、4人それぞれの個性が出ていて面白いですね。
一番はじめに日記を書くことにしたとき、「みんな出来る範囲で書けばいいから、更新頻度はそれぞれに任せる」という約束になっていましたけれど、最近は「私が読みたいから、マメに更新して!」と思います。
というわけで、私以外の3人には頑張ってもらいましょう(笑)

今週は毎日出かけていたため、あまり日記の更新が出来ませんでした。
なぜって・・・なぜだろう?ネタがなかった??かもしれませんね。

今日は三味線のお稽古に行きました。
師匠(義父)は、若衆のサイトを結構マメに見に来てくれているようで、「あれ、面白いよね」と言ってくれました。
光栄です^^ 頑張ります!

息子のお稽古をしていて、師匠が「この子は天才じゃないの?」と。
ええ、爺バカ半分なのですけれど。
自然と指が動くらしく、言われたとおりの音が出ます。
理屈は全くわかっていないのです。
三味線は弦楽器ですから、開放弦が一番低い音で、押さえる位置が低くなるほど高い音が出ます。
弦が短くなれば高い音が出る。楽器が小さくなれば基本的に音は高くなる。
そういうことを全く知らないはずなのに、師匠の歌う音をきちんと出すんです。
子供の持つ感性というものはすばらしいです。
芸術は理屈ではありませんから、あまり理屈っぽいことは抜きにして、感性をのばしてあげられたらと思います。
でも・・・感性って自分で磨き伸ばしていくものですからね、私があれこれ口を出すことではありませんね。

私の方は、屋台の合方を「一人で弾いてご覧よ」と言われてしまいました。
師匠を目の前にして一人で弾くということ。これは大変なことです。
いきなり凄く緊張しました。
どうにかこうにか弾きましたけれど・・・師匠は褒めてくれますが、なかなか・・・ねぇ。
それでも少し自信が持てたのは、きちんと上達している実感があるからでしょうか。
久しぶりに猩々も見てもらいましたけれど、あまりに久しぶりだったので^^;
一中節と常磐津では、音の出し方が違います。
楽器の構造は同じはずなのに、たとえば同じように弾いても音が全く違います。
多分、一中節の三味線の方が皮が薄いのではないかと。繊細な音がしますから。
バチの使い方、運指の仕方、全く違うのが面白いですね。
いっぺんにそれを使い分けるというのも大変なことで、師匠は「やっと最近出来るようになった」と言っていました。

今一番やらなければならないのも三味線のお稽古で、一番マメに見てくれるのは三味線の師匠です。
だからやっぱり三味線は上達しますし、上達すれば楽しいです。

お稽古事は楽しいのが一番。
そう思って、頑張ります^^


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