2012年10月04日(木) |
常に144試合を考えてた落合元監督は有能か? |
落合元監督は常に先のことを考えていたらしい。 シーズン序盤から、シーズン最終戦までのことを考えながら采配をふるっていたのだそうな。
確かにそういう姿勢は見受けられた。 先発投手が序盤に滅多打ちにあっても交代させなかったり。
そういう姿勢・思想を絶賛する方々が少なからずいる。 プロ野球OBでも。
でも、果たしてそれが本当に良いことなのだろうか。
もちろん、良い負け方と悪い負け方というのはある。 長いシーズン、捨て試合も必要なのだろう。 それはわかる。
でも・・・
この試合はもう負け負け。 もういい!
ということで、投手は無駄遣いさせたくないから交代させないし 主力(人気)ベテラン野手は早々に引っ込めて休養させよう!
たしかに長いシーズンを戦うにはこういうことも必要なのだろう。
が しかし
これってその試合を観に来ている客を疎かにしてないか? ないがしろにしてないか?
高い金を払って観に来ているお客さんを馬鹿にしてはいないだろうか。
長嶋元巨人監督は本気で全試合を勝ちに行っていた。 それもどうかとは思うけれど。 苦笑
おかげで長嶋監督は、あれだけの戦力を有しながら決して優勝確率は高くはない。一方、落合監督は全シーズンでAクラスを確保した。
しかし、そんな落合と長嶋でどちらのほうが人気がありますか?
アンケートを実施するまでも無し。
落合ドラゴンズは優勝しても客が減っていたという事実もあるし。
果たして、“プロとして”はどちらが正解なのでしょうか・・・
極端な話 成績は優秀でもファンに愛されない(ファンを減らす)監督と 成績はイマイチでもファンに愛される(ファンを増やす)監督と どちらが良いと思いますか? 有能と言えると思いますか?
という話である。
少なくとも、落合氏が本当の意味でプロとして有能な監督であるならば、各球団が黙ってないでしょ。辞めたと同時に次期監督のオファーがあるでしょ。
でも、現実にそれはなかった。
来シーズンからオリックスの監督という噂もありましたが、それも消えました。
客の呼べない野球をする監督なんていらない! という判断をされたのでしょう。
落合氏は高校野球や社会人リーグの監督でもやったら良いと思います。 歴史に残る、名アマチュア監督になれるかも知れません。
あれはプロじゃないよ。
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