2012年10月03日(水) |
すぐに焦りが露呈する落合元監督は有能か? |
落合は采配の上手な監督ではなかった・・・ と前回書いたが、一部訂正。
落合は勝っている時、気持ちに余裕がある時はいい采配をする監督だった。 それは認めます。 上手でした。
が しかし
追いかける展開、あるいは余裕がなくなるとすぐに小心者ぶりが出てしまうのだ。焦りが露呈してしまうのである。
無表情を装っておりましたが、采配にもろに出てしまう監督だったと、巨人ファンの俺の目には映りました。
まだ5回なのに代打、立浪! とか 困ったときは浅尾!浅尾!浅尾! とか
おかげで浅尾は今シーズン潰れましたね。 可哀想に。
表情には出さないように意識してたけれど、結局は焦りっぷりがみえみえのバレバレ。
まあ、嫌いなので余計にそれが鼻に付く、という部分もあったのですが。
その小心者ぶりの結晶?集大成?が、あの日本シリーズ完全試合直前の山井交代事件だと思っている。
象徴。
小心者だし、ファン無視だし、自己保身だけだし。
あれは今考えても酷い。
山井という名のスター誕生の瞬間を潰し 山井のMVPという実績を潰し 見所の無い日本シリーズの唯一にして最大の見せ場を潰し そして何より、あの場にいたファンの盛り上がりを、気持ちを潰しました。
今シーズンの杉内のあわや完全試合の(結局ノーヒットノーランの)9回のお客さんの沸き方を見れば、アレを潰す奴はプロではないと断言出来ます。
高いお金を払って観に来てる客をなんだと思ってるんだ?!
彼のあの采配で、一体どれだけのものを潰したことか。
それでも監督8シーズン全てAクラスという成績は凄いです。 なかなか出来るものではありません。
まあ、優勝以外は意味が無いと言ってる人にそんなことを誉めても無意味でしょうが。
というわけで、それだけの数字を残してるにもかかわらず、どうしても落合のことを 『有能なプロ野球チームの監督』 とは思えないのである。
個人的にはね。
数字さえ残せば良い、という考えはアマチュアの世界の話ではなかろうか。
それに数字だけにこだわって判断するのであれば プロスポーツ興行にとっては
「観客数減」
という数字のほうがはるかに意味が大きいと思うのである。
|