月に舞う桜

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2018年04月13日(金) 当事者ニーズを聴かない人はどの分野にもいるーーPodcast『にじいろ交差点』第6回のご紹介

この日記で紹介したことあるか忘れたのですが、LGBT当事者のキャシーさんと遠藤まめたさんがLGBTにまつわるあれこれを語るPodcast『にじいろ交差点』の文字起こしを私がやっておりまして、最近、 第6回と第7回のテキストがキャシーさんのブログで公開されました。
音声データは、Podcastの他YouTubeでも聴くことができます。
感想を書くと長くなるので、今日は第6回だけご紹介。

★第6回「保毛尾田保毛男騒動とアライシップ」
テキスト:https://wp.me/p1gZ37-2Xy
YouTube:https://youtu.be/phyBWjJnIkY

「アライ」というのは、一般的にはLGBTの理解者・支援者というような意味で使われるそう。
で、当事者のニーズに耳を傾けないダメなアライの例が話されていて、非常に共感した。

本人は相手を理解し支援しているつもりなんだけど、当事者の意向を確認せずに暴走しちゃう人は障害者支援でも結構いる。
もうずいぶん前だけど、エレベーターの列で目撃したのが、まさにダメな支援者だなと思っていて。
その介助者は、車椅子を押しながら「車椅子が優先ですから!」と大きな声で叫んで、前に並んでいる人を押しのけて我先にとエレベーターに乗り込んだんだよね。
それって車椅子ユーザー本人の意向なのかな、同じように思ってるのかな、とかなり気になった。
……ということを、この第6回を聴いて思い出したのでした。

どんな分野であれ、当事者が何を望んでいるかきちんと耳を傾けてから行動するのが、基本中の基本。

あと、アライ(理解者)を自称する人に対して懐疑的になるのも、多くの分野で共通するのではないかなー。
私も、「障害者を理解してます!」と言って近づいて来られたら、ドン引きして距離を置くだろうしな。

★Podcastはこちらから↓
iTunes
http://goo.gl/fLLYJ8


桜井弓月 |TwitterFacebook


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