月に舞う桜
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2017年05月27日(土) |
美女と野獣とフレンチトースト |
図書館に行って本を返す&借りたあと、映画『美女と野獣』を観に行った。 この映画、公開直後からToshlが絶賛していたので気になりつつも、先延ばしになっていた。 でも、マイミクさんも観て良かったってことだったので、公開が終わらないうちにと思ってやっと行ってきた。
私は、洋画は字幕で観るのが好きなんだけど、今回は上映時間の関係で吹替にした。 うーん、吹替も悪くはないんだけど……やっぱり字幕の方が良かったのかなあ。 吹替だと、どうしても声が俳優の表情から浮いて聞こえるんだよね。 映像を観ずに吹替のセリフと歌を聴いてるだけなら、とても良いものに仕上がってると思うんだけど。 で、藤井隆にはゴメンだけど、藤井隆すぎるというか、いや、逆に作り過ぎてるのかなあ。「あ、藤井隆が演じてるな」って感じ。あのル・フウという人物は、実は結構難しい役だと思うんだよね。 次にテレビ放送か何かで観るときは字幕で観たいな。エマ・ワトソンの歌声も聴きたいし。
そんな中でも、吹替キャストで一番良かったのはガストン役の人だった。 声質も喋り方も、カッコ良くて強くて男らしい英雄(?)のガストンにぴったりで、セリフが浮いて聞こえなかった。演じてる俳優の顔や身のこなしに合ってるんだと思う。 サイトで確認したら、吉原光夫という人で、なかなかのイケメン! 日本史上最年少で『レ・ミゼラブル』の主役ジャン・バルジャンを演じたそうな。 ガストンは、演じた俳優さんもぴったりだった。ガストンだった。
あぁ、それにしてもなあ、いろんな意味で残念だよ、ガストン……。
歌は何と言ってもポット夫人役の岩崎宏美でした! 途中、無双状態でして。
ミュージカル映画だから、なおさら映画館で観ると良いね。 村人の合唱やら、お城での合唱やら、迫力がある。
映画そのものはどうだったかと言うと、まずCGと美術(小道具?)が豪華。 お城の外観も、内部も、お城の住人たちのおもてなしも、とても夢あふれる映像で、でもちゃんとリアリティもあって。 ベルの家の柱に描かれた花の模様がかわいくて、細かいところまでちゃんと作ってあるなあ、とか。ベルのお父さんが作るオルゴールがとても精巧で素敵で、あれ欲しいなあ、とか。
そして、良かったのは、いろんな愛。 私は、映画やドラマを観て泣くときはすぐ泣いちゃうんだけど、一方ですごく冷めてて天邪鬼なところもある。 だから、ベルと野獣の愛情は、まあ何と言うか、愛し合って呪いが解けるというストーリーを知っているから「あー、そうだね。そりゃあ、そうなるよね」ってわりと冷静に見てしまったんだけど、それ以外にもいろいろな種類の愛情というものを描いているのが良いなあ、と。 ベルと父親の愛、ベルのお母さんの愛、野獣に対するお城の住人たちの愛、お城の住人同士の愛。なんか、そういうのがいいよね。男女の愛情ももちろんいいんだけどさ。
あと、人間の多様性の肯定、多様な生き方の尊重を前面に出していて、「あ、ディズニー頑張ってるな」という印象。
んで、これはどうでもいいことだけど、野獣が王子に戻れたのは良かった反面、野獣のあの身体能力が失われたのはもったいないなあと思った。
私はアニメの『美女と野獣』を観たことがないので、「どこまで忠実に再現してるんだろう」とか「実写化ってどうなの?」とか、余計なこと考えずに観れたのは良かったかも。
映画のあとは、前から一度行ってみたかったカフェでフレンチトーストを食べた。 フレンチトーストも、飲み物も種類が豊富。
フレンチトーストは、バナナとキウイが乗って、チョコレートソースがかかっているものにした。 チョコバナナはよくあるけど、キウイが乗ってるのは珍しいなと思って選んでみた。 写真だとよく見えないけど、奥にバニラアイスが添えられている。 バナナは、何かスパイスの香りがした。 見た目はしっかりしてるけど、ふわふわで、ナイフを入れると簡単に切れる。自分で切れるかしらと心配だったけど、問題なし。 でも、ふわとろ過ぎなくて美味しかった。あまりにとろとろなのは苦手なので。
飲み物は、せっかくなので珍しいものをと思って、ブラックチェリーティー。 まあ、普通。でも、香りが強すぎなくて良かった。 フレーバーティーで他には、ライチティー、ストロベリーティー、マンゴーティー、ピーチティー、オレンジティーなどなど。 一つ一つは他のお店でも見るけど、これだけたくさんの種類が用意されてるお店ってなかなかないんじゃないかなあ。 フレンチトーストも他にも美味しそうなのがいくつかあったし、食事メニューもあるみたい。 できればフレンチトーストとフレーバーティーは全種類制覇したいけど、そんなに通えないか。 でも、またいつか行きたいな。
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