月に舞う桜
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昨日は、元職場の先輩とランチした。 Toshlがインスタグラムに載せているのを見て以来ずっとパンケーキが食べたくて、そんなときにちょうど先輩からランチのお誘いがあったので、パンケーキ屋さんに行った。
野菜やベーコンが添えられた食事系のパンケーキもあったけど、せっかく来たので王道のストロベリーパンケーキ! 私が追い求めていた、分厚くてふわふわのパンケーキが二段。薄いパンケーキも良いけど、厚いのって子供の頃の憧れを思い出して夢とロマン(?)を感じる。 はちみつとカスタードクリームの甘さと、イチゴの甘酸っぱさが絶妙のコラボだった。
ランチのあと時間があったので、予約してある本を取りに図書館に行った。 最初は今日行こうと思ってたんだけど、昨日行って良かった。だって、昨日行ってみたら「明日5/15は休館日です」って張り紙してあるんだもの。何という運の良さ!
で、何の本を予約していたかというと、アガサ・クリスティの「ポアロ・シリーズ」。 自信家で潔癖症で風変わりで、ときに辛辣だけど優しくもあり、人の心の機微がよく分かっている名探偵、エルキュール・ポアロが難事件を解決する小説だ。 事の始まりは去年の秋、母が観ていたBSのドラマ版ポアロを私も一緒に観るようになった。二人でどんどんはまって、そのうち原作も一作目から読んでみようかということになった。小説を買いそろえるのは手間もお金も置く場所も大変なので、図書館で借りては、せっせと読んでいる。 翻訳版はすべて早川から出ているんだけど、訳者はバラバラで、セリフの口調が統一されていないのが、ちょっといただけない。訳者によって、登場人物の印象ががらりと変わるんだもの。私はドラマから入ったので、ドラマのポアロと同じ喋り方の訳が好き。 ドラマはいまもやっていて、録画して観ている。本は、読み始めると止まらない。エンドレスである。 登場人物が多いうえに、外国人の名前は覚えるのが苦手なので、「あれ、この人、誰だっけ?」となる。本だと冒頭に登場人物一覧が載っているから便利! 「この真相はどうやって判明したんだっけ?」と分からなくなったときも、前に戻って読み返せるからいい。 まあ、ドラマも、録画してるから巻き戻せばいいんだけど。
もともと母も私もサスペンスドラマが好きで、2時間サスペンスをよく観ている。 私は真面目で重厚なものも好きだけど、お気楽なサスペンスも好き。 お気楽タイプなら、山村美沙原作の「赤い霊柩車シリーズ」ですよ! 原作は読んだことないけど。 あれはね、ぶっちゃけストーリーはどうってことないんだけど、突っ込みどころが多くて中毒性が高い。簡単に人を殺し過ぎだし、警察は民間人に情報を流し過ぎ、っていうか民間人に解決してもらう気満々だし。主人公と婚約者の医師はいつまでたっても結婚しないし。 でも、観ちゃうんだよねえ。
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