月に舞う桜

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2016年05月28日(土) パスタとケーキとYOSHIKIとGACKT

午前中は、登録している支援機関で面談があった。
面談後そのまま帰るのはもったいないので、お気に入りのパスタ屋でランチ。
ここのトマトクリームソースは、トマトとクリームのバランスが私好み。
クリームが多いソースはちょっと苦手なのだけど、このお店はクリームの割合がちょうど良くて、トマトの酸味をかき消すことなく、ほど良くやわらげている。
他に、和風パスタやトマトリゾットも美味しい。

が、残念なことに、6月にメニューを刷新するらしい。
スープと言うかソースはパスタ風で、麺をうどんにするそうな。
そういう変わり種はあまり好みじゃないんだよなぁ。残念だなぁ。

ケーキも美味しいのだけど、パスタとサラダを食べたらお腹いっぱいになってしまったので、ケーキはお持ち帰りすることに。
あれもいいな、これもいいな、でも一人じゃ食べきれないよー、と迷って、家族の分も買うことにした。
3種類を一つずつ。




この3種類をそれぞれ3等分して、全種類を食べた。




まず、モンブランみたいな感じの。ちょっとお酒の香りかな……でもラム酒ではない何かの香りがする。




続いてミルクレープ。




最後にチョコレートケーキ。チョコクリームがなめらかで、口当たりがとても良い。

全種類、堪能した!
量にすると一個分なのに、結構お腹いっぱいになった。


そして夕方は、5/23にニコ生であったYOSHIKIとGACKTの対談をタイムシフトで観た。

GACKTは私の想像をはるかに超えて、YOSHIKIのことを本当に本当に理解していた。
SKINの活動が本格化しそうな時に、XJAPANの再結成話が持ち上がってしまい、YOSHIKIはどうするか悩んだそうだ。YOSHIKIいわく、「実はそんなに器用じゃないから、あれもこれもいっぺんにはできない」と。
ましてやXJAPANの再結成だもの、片手間にやるわけにはいかないよね。でも、SKINの活動を中断することは、GACKTをはじめとするSKINメンバーに申し訳ない。
ずいぶん悩んだと思う。

そんなとき、GACKTが「YOSHIKIのやりたいようにやりなよ」と背中を押したらしい。YOSHIKIがXそのものなんだから、って。
YOSHIKIにとってXJAPANとSKINとどっちが大事なのか、なんて、そんなの比べるまでもない、って、GACKTは言った。「俺に言わせれば、比べることすらちゃんちゃらおかしい」って。
GACKTだって、SKINをやりたかったと思うよ。でも、何の迷いもなく、そう言ってYOSHIKIの背中を押してくれた。

YOSHIKIがリハに全然来なかったりして、本当に腹を立てたこともあったんだって。
でも、一緒にステージに立ったら、好きとか嫌いとか越えちゃう、って。
ヴォーカリストとして、あんなに安心して背中を預けられるメンバーはいない、ってYOSHIKIのことを評していた。
テクニックとかじゃない、って。

なんか、泣かされた。
GACKTは、YOSHIKIのことを支離滅裂で自由奔放だと言う。でも、YOSHIKIのやりたいようにやればいいんだよ、と言う。
それは諦めなんかじゃなくて、本当にYOSHIKIを理解し、魅了され、愛しているからだと思う。

真の理解者がいることは、とても幸せなことだ。
そして、真の理解者がいるというのは、YOSHIKI自身の人徳と言うか、人柄と才能と魅力ゆえだ。
だから、私はYOSHIKIを誇りに思う。
GACKTだけじゃない、とってもたくさんの人を魅了し、何だかんだで「YOSHIKIのやりたいようにやっていいよ」と言わせてしまうYOSHIKIを、そんなYOSHIKIを愛したことを、誇りに思う。

YOSHIKI、一人じゃないんだよ。
ともすると、いろんなことを全部一人で背負おうとするけどさ、貴方は一人じゃない。
こんなに愛され、理解され、支えられているんだよ。
それを、忘れないでほしいな。
いや、YOSHIKIのことだから、忘れるわけないだろうけどさ。

本当に多くの人に支えられて、いまのXJAPANがあるんだな。
だから、しっかりやり遂げなきゃいけないね。
XJAPANの5人よ、貴方たちにはその責務があるよ。

何だか、私自身のことも考えた。
私も、たくさんの人に支えられて生きている。
それは分かってる。分かってるけど、ときどき、「結局はひとりなんだよな。ひとりで生きなくちゃ」と思ってしまうこともある。
そのたびに、思い出せたらいいかな。YOSHIKIのこと、GACKTのこと、それから、私を理解し、背中を押してくれる人たちのことを。

GACKT、ありがとうね。
これからも、YOSHIKIのことをよろしくね。


桜井弓月 |TwitterFacebook


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