月に舞う桜

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2011年07月23日(土) さかのぼって、日々の証を<1>

7月に入ってから、日々の記録としての普通の日記を一度も書いていない。
毎日些細な出来事は積み重なり、書き残しておきたいと思うようなこともちょこちょこあるのだけど、いかんせん暑くて書く意欲が失せていた。

だけど、突然TAIJIが亡くなって、やはり自分が生きてきた証は書き記しておきたいと思った。それが、他人にとっては取るに足りない出来事でも。


7月から9月の間、うちの会社は金曜日と土曜日が休みになり、日曜日は出勤となった。節電対策である。
休業日が変わったせいで、曜日感覚がおかしい。
今日は土曜日で、休みで……明日は日曜だけど、仕事だなあ。うん、これで間違いない。


■7月初旬 ToshIのDVD
6月の最終木曜日だったかな、会社から帰ると、待ちに待ったToshIのDVDが届いていた。
1月に行われたディナーショーのDVDである。それと、去年2月の赤坂BLITZライブのDVDも付いている。

2週間かけて、週末に堪能した。
ディナーショーのDVDがメインのボックスなのだけど、私はどちらかと言うと赤坂BLITZの方を楽しみにしていた。あの最高に素晴らしくて温かかったライブがDVD化されることを、ずっと待ち望んでいたんだもの。
あのライブは、何度見ても本当に感動的だ。セットリストもステージでの会話も全部覚えてるけど、何度見ても飽きない。泣けてくる。
まるで、オチが分かってるのにいつ観ても笑えるドリフみたいだ……って、それは違うか。

もちろんディナーショーの方も良かった。
ToshIの曲だけじゃなく、いろんな人の曲を聴くことができて、お腹いっぱいだ。そういうところが、ディナーショーならでは。

ToshIは、他人の持ち歌でも、ずっと前から自分の持ち歌だったみたいに歌いこなす。本当に歌がうまいんだなあと思う。
他のヴォーカリストだと、歌のうまい人でも、他人の曲を歌わせると「やっぱりオリジナルの方が良いなあ」と思うことが多い。
だけど、ToshIの場合は全く違和感がない。それってYOSHIKIが作った曲だからなのかなあとも思ったけれど、赤坂BLITZのときのSUGIZOやHEATHの曲も違和感がなかったから、やはりToshIの力量なんだろう。

「愛する人よ」なんて、ToshIが歌うのを聴いていると、初めからToshIに提供するために作られたように思えてしまう。元は、ToshIとは正反対の、低音が魅力の歌手(ごめんなさい、名前を度忘れしました…千の風の人です)に提供した曲なのに。
あとはglobeの曲も良かったな。
北野井子に提供したI believeは、知っているつもりでいたけど、聴いてみたらちっとも知らなかった。

ディナーショーでのトークは、相変わらず「すみれ組の漫才」が炸裂していて笑わせてくれる。
ヘタなお笑い芸人より、よっぽど面白い。


桜井弓月 |TwitterFacebook


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