月に舞う桜

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2011年06月12日(日) おいしいもの その2.

家族で南国酒家に行った。
コースじゃなくアラカルトでいろいろ頼んで、気がつけば3人ともお腹が膨れていた。

メニュー↓
・アオリイカと海藻麺のサラダ
・海鮮3種(エビ、イカ、ホタテ)の炒め物
・タラバ蟹と豆腐の煮込み
・小龍包
・エビ蒸し餃子
・タラバ蟹とレタスのチャーハン
・海鮮あんかけ焼きそば

両親はお肉があまり好きじゃないので(私は好きなんだが……)、海鮮を中心に食べた。
他に、母はタラバ蟹と玉子のスープ、父はフカヒレ入りつゆそばを注文していた。
私はアワビのオイスターソース煮が食べたかったのだけど、「今日は終わりました」と言われてしまった……。ないと言われると、余計に食べたくなる人間心理。アワビはちっちゃい切れ端なら食べたことがあるけれど、食べ応えがあるくらいの大きさを本格的にがっつり食べたことがない。だから、ぜひこの機会に! と思ったのだけど……絶対いつか食べてやる!

海鮮炒め、蟹と豆腐の煮込み、あんかけ焼きそばは、どれも程よいとろみで食べやすい。海鮮炒めやあんかけ焼きそばに入っているイカの柔らかいこと! エビのプリプリなこと!
味が濃い物や脂っこいものがあまり好きではない母は、「ここは、味がしつこくなくて良いね」と言っていた。
料理はどれもおいしかったけれど、満場一致で「特にタラバ蟹と豆腐の煮込みがおいしかったね」との感想だった。料理名のわりに、それほど煮込んではなく、あっさり塩味で素材そのものを味わうことができた。
父のフカヒレ入りつゆそばを少しもらったら、麺がしっかりしているしスープも美味なので、フカヒレが入っていなくても注文したくなる一品だった。

あんかけ焼きそばは、以前からのお気に入りだ。大きめの海鮮や野菜がたっぷり入っていて、贅沢である。
タラバ蟹とレタスのチャーハンも、以前からかなり気に入っている。蟹がしっかり入っているし、レタスのシャキシャキ感も良い。安っぽい店の、探さないとどこに蟹があるんだか分からないようなチャーハンとは違うのだ。
それに何と言っても、玉子がお米に絡んでいないのが良い。私は玉子が嫌いだ。チャーハンにパラパラと入っているくらいなら食べられるけれど、完全に絡んでしまってお米が黄色くなっているようなチャーハンは、どこを食べても玉子の味がするので好きじゃない。世間では、お米まで黄色くなっているチャーハンも支持率高いらしいけれど。

あぁ、これを書いてたら、またあのチャーハンが食べたくなってきたなあ。


桜井弓月 |TwitterFacebook


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