月に舞う桜

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2010年07月11日(日) ロスからのエアメール

昨日のToshI-CLUBミーティングは、新曲の披露、HEATHの登場、YOSHIKIの登場……と、サプライズの連続だった。
でも、実はこれで終わりじゃなかった。
昨日は、帰宅してからもサプライズがあったのだ。

私が家に帰り着いたのは、夕方5時半頃だった。
そのあと親がちょっと外に出て、戻って来るときには郵便受けから出した新聞や封書を手にしていた。
その中に、私宛の手紙があった。

ロスからの、エアメール。

開封しなくても、差出人を確認しなくても、LOS ANGELSという印を見ただけですぐに中身が分かった。
私は思わず、「うわ、来た! ロスから来てる!」と叫んだ。

ToshI-CLUBの会員には、誕生日月にToshIからバースデーカードが届くという特典がある。
私の誕生日は6月なのに、6月末になっても7月に入っても、そのカードは来なかった。だから、FCミーティングが終わったら事務局に問合せてみようと思っていた。

思っていたところに、来たのである。

まず、ロスから届いたということに感動した。
ToshIのメッセージとサインを印刷したカードを大量生産しておいて、東京の事務局から出したっていいのに、わざわざロスから出している。これなら、「ファンクラブから来た」のではなくて、「ToshIから来た」っていうぬくもりがある。

封筒に入っているカードを見て、さらに感動した。









写真左:カードの表紙
写真右:カードの中身

まず、カードも封筒も封筒に貼ってあるシールも、全て同じロゴが入っていて、アメリカのどこかの雑貨屋で買ったごく普通のレターセットだということが分かった。普通、アーティストのファンクラブから来るカードって、そのアーティストの写真と画一のメッセージが印刷されたような、アーティスト側が作っている「専用のカード」じゃないだろうか。私は、ToshIから来るバースデーカードも、そういうものを想像していた。
が、予想は良い方に裏切られ、いかにも「旅先で見つけたカードで友達にバースデーメッセージを送りました」という雰囲気を醸し出しているではないか。本物の私信みたい!
しかも、町なかのお花屋さんを写真に撮ったような表紙は、とってもきれいで私好みだ。ToshIくん、なんで私の好みを知ってるの!?(ToshIが選んだのか、スタッフに買いに行かせたのか知らないけど)

そしてそして、カードを開くと、左側にはクレヨンでHappy Birthdayと書かれ、右側にラメ入りのシルバーペンでメッセージが書かれている。「弓月さんへ」と私の名前入りで!(上の写真の、付箋を貼っている部分。もちろん弓月じゃなく本名で)
ちゃんと名前が入っているところが、画一的じゃなくて涙もの。それに、筆記用具にクレヨンを選んでるってあたりに、生身のToshIを感じられる。
で、写真だと分からないけれど、カードは二つ折りになっているから左側のクレヨンの字が右側に写ってしまっている。こういう「変にきれい過ぎないところ」に手作り感と温かさが感じられて、もう本当に嬉しくってしばらく眺めていた。「ToshIくん、クレヨンが写っちゃってるよ!」と突っ込みながら。

2010年7月10日は、私の歴史に残る、素晴らしく感動的な一日でした。


桜井弓月 |TwitterFacebook


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