月に舞う桜

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2010年01月24日(日) 眠気と上司の器の小ささと、TOSHIの再出発

■18日(月)
10日ぶりに出社したら、疲れた。一日中、眠かった。
一週間も休んでしまったので、しばらくは休まないで頑張らないとなあ。有休はいっぱいあるんだけど。

とある報告書を提出した。そこに、次期のスケジュール案を盛り込んだ。
スケジュールを提案したからには、実現するようにガンガン動いていかないと。難関がいろいろあるけど、頑張らなくちゃ。
何事も、言うは易し行うは難しだけどね。


■19日(火)
仕事中も猛烈な睡魔に襲われた1日だった。
仕事モードの生活リズムに体がついて行っていないのと、咳で体力を消耗するからだろう。
咳きこんでいたら、同僚に「顔色、悪いよ?」と心配された。


■20日(水)
仕事から帰って来て、You TubeでTOSHIの記者会見をノーカットで見た。
普通通りに声が出て、きちんと話せている姿を見たら、少し安心した。
YOSHIKIと、代理人になっている弁護士さんと、それから何と言っても肋間神経痛で入院していた病院の主治医には本当に感謝感謝だ。
話すこともままならなかったのに、声が出るようになって、またXJAPANのボーカリストとして再出発しようという気になったのは、YOSHIKIのおかげ。
発言によっては今後の破産整理や裁判や離婚調停に影響を与えかねないデリケートな記者会見で、きちんとTOSHIをフォローして守ってくれ、TOSHIが説明に逡巡したとき、ここ2ヵ月間の回復ぶりや心境の変化を補足説明してくれたのは、弁護士さんだ。「最初に相談に来たときは話し声が聞き取れないくらいだったのに、ロスから帰ってきたら驚くくらい声が出るようになっていた」と弁護士さんが言ったから、私はYOSHIKIの、親友という存在の偉大さを改めて思い知った。
TOSHIがひとりでゆっくり考える時間を持って目覚めることができたのは、(戸籍上の)某妻が病院に来ても、TOSHIに「いまは誰にも会うな」と言って守ってくれた主治医のおかげ。
人間の力は、温かくて大きい。人を傷つけ苦しめるのも人間だけど、そばにいて支え、救うことができるのも人間なわけで。

ところで、私が無知なだけなんだろうか、今までずっと、破産管財人というのは代理人弁護士が務めるんだと思っていた。管財人と代理人は違うんだって、初めて知った。でも、よく考えたらそりゃそうだよね。代理人が管財人になったら、資産整理するときに依頼人の有利になるように手心を加えないとも限らないもの。
この機会に、自己破産について少し勉強してみようかと思う。


■21日(木)
昼間の眠気がだいぶなくなってきた。でも、咳は相変わらずだ。

今に始まったことじゃないけど、またまた上司に呆れ返った。
うちと同じくらい小規模なAセンターが、大規模Bセンターで行っている研修方法を学んで来るらしい。
Bセンターは組織システムがきちんとできている印象を受けるし、スタッフがたくさんいるのでいろいろな施策に取り組むことができている。うちは規模が違うから同じようにはいかないけれど、良いところはどんどん学んで、うちのセンターに合う形で取り入れていくべきだと思うのだ。
が、上司は「うちにはうちのやり方や、これまで培ってきたものがあるから、教えてもらいに行くのはプライドが許さない」という。
は?? あんたのプライドなんて、どうでもいいんですけど?
その下らないプライドのせいで、センターの改善や活性化が阻まれているって、どうして分からないの?
これまで培ってきたものがあるって言うけど、今まで何回も同じ研修をやってきたわりには全く記録がなくて、だからうまく改善もされてなくて、私は初めてスタッフの一員になったときに問題だらけで唖然としたのに、「培ってきたもの」っていったい何?

だいたい、こっちは電話がひっきりなしで忙しいのに、わざわざ「AセンターはBセンターに勉強しに行くらしいけど、うちは行かないから」なんて言いに来ないでほしい。結局、何が言いたかったんだ? 私はAセンターが行くなんて話は知らないから、「うちはどうするんですか?」って聞いた覚えもない。うちが行かないなら知らなくてもいいことなのに、わざわざ報告されて、こっちはあんたのケツの穴の小ささを思い知らされてイライラするだけなんですけど?
同僚に「何を言いたいのか分からないんだよねー」というと、「話し相手がいないから、聞いてほしかったんじゃないの?」とのこと。あぁ、なるほど、そういうことか……って、私だって話相手は御免じゃ!


■22日(金)
ネットで、TOSHIがサンケイスポーツの取材に対して「歌うことは一切やめて、どこかに普通に就職しようと思って、友人の会社の面接を受けたりもした」と話していたとのニュースを読んだ。
なにげにXJAPAN消滅の危機だったのか。あぁ、びっくり。ハリウッドでのPV撮影がこのタイミングで行われて、本当に良かったよ。
こんなときに冗談言ってる場合じゃないけど、うちのセンターに就職してくれてもよかったのに、なんて思ってしまった。
私が手取り足取り、教えてあげるのに。「出山さん、そこはお客様にもう少し丁寧に説明して下さいね」なんて言ってみたりして。「でも、さすが、発声はよくできてますね」なんてフォローしてみたりして。
でも、あの声で「○○センター出山でございます」って電話に出たりしたら、分かる人はTOSHIだって分かっちゃうんだろうな。
ま、私も、安心したからこんなこと考える余裕があるんだろうけど。


■23日(土)
美容院に行った。本当はこの前の3連休の土曜日に行くつもりだったのだけど、インフルエンザで行けなかったのだ。
去年末、友達の結婚式に向けて髪を伸ばすつもりだ、と言っておいた。でも、そんな話はどうやら忘れらているらしい。「伸ばしているので、あまり切らずにボリュームを少なくするだけにして下さい」と頼んだときの美容師さんの反応が、去年の話を忘れている感ありありだった。
ちょっと残念。お客さんは大勢いるから仕方ないことだけど、プロ中のプロは忘れないものなんだよね。

帰ってから、TOSHIの昔のソロアルバム(MASAYAプロデュースじゃないやつ)を久しぶりに聴いた。
今までは、「もうこの頃の曲は歌わないのかな」と思って複雑な気持ちになるから、遠ざけていたのかもしれない。
TOSHIじゃないけど、私もものすごく清々しい気持ちになった。素直に聴くことができた。
やっぱり、ソロ活動をやめてしまうのはもったいないよ。良い曲がたくさんあるのに。
Xの曲はどちらかと言うと「陰」だけど、TOSHIの曲は「陽」だ。葉加瀬太郎とコラボした「Natural High」は力強くて恰好良い。「Beautiful Harmony」や「HANA」はあったかい気持ちになる。「Passion of Love」は元気が出て浮き浮きする。
いつか、これらの曲を生で聴けたらいいのだけど。


桜井弓月 |TwitterFacebook


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