月に舞う桜

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2010年01月18日(月) 無限の愛と感謝を込めて。

独り言です。
ごめんなさい。どこかに書いて吐き出さないと、気持ちがおさまらないんだ。
一番伝えたい人に、どうすればうまく伝わるのか分からない。
だから、ここで独り言を。

昨日の夜、TOSHIのmixi日記を読んだ。涙が溢れて仕方がなかった。
今日、仕事から帰ってネットのニュースで会見の様子を読んだ。また号泣した。
悲しさ、悔しさ、安堵、愛情。
でも、一番は、自分が情けなくての涙なんだろうと思う。
私はずっと、心のどこかでTOSHIを信じ切れていなかった。Xが復活してからも、ずっと。
裁判のニュースが出て、そのあとのTOSHIのブログを読んで、やっぱり信じ切れずにいる私がいた。
いま思えば、誰が書いていたのかも分からないような、ブログを見て……。
何なんだろう、私。何やってたんだろう。腹立たしい。情けない。
信じ切れていなくたって、TOSHIの声とこの15年間に与えてもらったものを思い出して、「だから、信じ切れなくても見放せない」って思ったのに。それなら、バカみたいに信じてあげればよかったのに。

おととしのTOSHIの誕生日に、トシオフィス宛に手紙を送った。TOSHIに宛てて書いた歌詞が雑誌で賞をもらって掲載されたから、その雑誌のコピーも同封した。
あの手紙は、たぶんTOSHIには渡っていないんだろうな。
TOSHIと一緒に、私たちの想いも踏みにじられてきたんだ。
でも、憎しみは捨てなくちゃ。出来るだけ。
TOSHIを傷つけてきた奴らに心底の憎しみを向ける権利があるのは、TOSHIだけだ。
マイナスの感情は、プラスに。これから何ができるかを考える方向に。
震えあがるような怒りと憎しみは、捨てるんだ。

大丈夫。大丈夫だよ。
貴方はひとりじゃない。YOSHIKIもPATAもHEATHもSUGIZOも、それからHIDEもいるよ。私たち、何万人、何十万人のファンもついてるよ。
人生は、きっとどこからでもやり直せる。
いま、私は何をしてあげられるんだろう。
できるなら、飛んで行って「よく帰って来たね。大丈夫だからね」って抱きしめたい。
私の貯金をはたいて、これから稼げる分もすべてTOSHIのために使ったって、それでも恩返しには足りない。私が支えられてきたこと、救われてきたこ と。その大きさを考えたら、何をしても返しきれないのに。
何をすればいいんだろう。祈ることしかできないのは、悔しい。

サヨナラコンサートって言うけど、もうソロ活動はしないのかな。
それは寂しいよ。Beautiful Harmonyとか、また歌ってほしいな。
昔のソロの曲は、Xとはまた違う良さがあるもの。

いつかまた、声が聴きたい。
でも、今はとにかく休んで。自分の体のことだけ考えて。

記者会見の映像を観たいけど、見れば涙で収拾がつかなくなるだろうから、動画を探す勇気がないんだよな……。


桜井弓月 |TwitterFacebook


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