月に舞う桜

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2008年09月02日(火) 私の夏はまだまだ終わらない

昨日から夏休み第2弾です。

昨日は「キサラギ」と「オーシャンズ13」を観た。
特に「キサラギ」は面白かった! 自殺の真相を究明するという内容のわりに、シリアスになりかけたところですぐドタバタに転じるので、笑いながら気楽に観ることができた。でも、決して人の死を茶化しているわけではない。バランスが良いのだと思う。
伏線が甘いので簡単に展開が読めてしまうのだけど、それでも十分面白いところがすげーな、と。それと、いくつもの小さな出来事が全部ちゃんと繋がっていて、よく練ってあるなぁと感心した。
でも、一番すごいのは、早い段階で小栗旬の職業を言い当てた我が母かもしれない。
香川照之がほんとにキモくて、いい味を出していた。あの俳優さん、最近好きだ。映画版「20世紀少年」は、私の勝手なキャスティングだと彼がケンヂ役なんだけどなあ。ま、新聞広告を見るとヨシツネ役も合ってそうだけど。

そして今日は、明日TOSHIくんに渡すラブレター……もとい、ファンレターを書いた。とっておきのコスモスの素敵な便箋で。
使いもしないのに一目惚れで買ったのは、何年前の秋だっけ。ずっと引き出しにしまわれていたのが、やっと日の目を見た。
書きながら、ふと我に返って、40過ぎたオッサンにこんな綺麗な便箋をくれてやるのは勿体ないと思ってしまったことは、TOSHIくんには内緒。
手紙なんて何年ぶりに書いただろう。久しぶりに長文を手書きしたら、漢字をすっかり忘れていて焦った。
TOSHIくんへは初めての手紙だ。芸能人にファンレターを書くなんて、光GENJI以来だから20年ぶりか。
伝えたい想いはたくさんあるのに、あまり長くなっても迷惑だろうし、なんて考えてたら上手くまとまらなくなって、気持ちの本質を込めることができたのかどうか不安だ。エセ物書きのくせに、こういうときに発揮しなくてどうするんだ。
結局、一番伝えたいのは感謝の気持ち。それがちゃんと伝わるといいのだけど。

で、私がTOSHIくんに手紙をしたためている間、家には畳屋さんが来ていた。
うちのリビングは和室なのだけど、そこの畳表を張り替えたのだ。日に焼けてすっかり変色し、がさがさになっていた畳が、青々としたきれいなものに生まれ変わった。
しばらくは、真新しい畳のいいにおいを嗅ぎながら食事できそうだ。


桜井弓月 |TwitterFacebook


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