月に舞う桜

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2008年08月14日(木) さらに暑い場所へ

今日と明日は夏休み第一弾だ。うちの職場は業務の性質上、一斉に夏休みを取ることができない。それで、7月から9月の間に各自5日間の休みを取ることになっている。ちなみに、私の今年の夏休み第二弾は9月の頭だ。

明日は日帰りの名古屋旅行だ。
名古屋は横浜より暑いようで、天気予報を見ていると最高気温35度の猛暑日が続いている。横浜だって相当暑くてうんざりしているのに、もっと暑いところへわざわざ出掛けて行くなんて、自分でもどうにかしていると思わなくもない。
でも、楽しみ。夏はどこへ行ったって暑いんだから、この際35度を堪能してこよう。

日曜日。
名古屋旅行に備えて、母とあれこれ調べて計画を練った。「るるぶ」で地図を丹念に見て、インターネットでお店を検索。
旅行の楽しさは、計画段階から既に始まっている。と言うか、計画しているときが一番楽しいような気もする。

月曜日。
職場のテレビで、北京オリンピックの200メートル平泳ぎ決勝を観た。北島康介が世界新記録で金メダルに輝いた瞬間をリアルタイムで観ることができるなんて、ラッキーだった。
職場の昼休憩は3交替制で、シフトは週替わりだ。今週、私は一番早いシフト(社内用語で言うところの「1便」)だった。1便は11時から12時がお昼休みで、午後の仕事時間がひたすら長く感じられるので皆が嫌がる。
でも、この日ばかりは違った。11時半頃に行われた決勝戦を観ることができた私たちは、「1便で良かったよね!」と口々に言い合った。

水曜日。
お昼ご飯を食べながら、「仕事イヤイヤ病で発狂しそう」とため息をついた。
そうしたら、先輩が冗談めかして「発狂してみてよ」と。笑って「たぶん、静かに泣いてるか、物を投げるかだと思いますよ」と返しながら、少し心が軽くなるのが分かった。
もちろん、仕事中に静かに泣いたり物を投げつけたりできるわけがない。でも、「大丈夫?」とか「明日から夏休みなんだから、あとちょっと頑張って」とか言われるよりは、「発狂してみてよ」の方がよほどありがたい。「発狂しそうな心持ちになるのも無理はないよ。いざとなったら、そうやって発散しなさい、って言ってくれてる気がするから。
こういうとき、「桜井さんがそんなこと言うなんて」とか「えー、なんで」などと言う先輩や上司は、ダメだ。
そのあとも、同期相手に毒舌を吐いて、「桜井さん、相当溜まってるみたいだね。カラオケでも行く?」と言われながら、ずいぶんスッキリした。
やはり、ストレスは早いうちに表に出すのがいいらしい。

そんなこんなで、明日は名古屋。
あとは私のPMSがひどくならないことを祈るのみ。


桜井弓月 |TwitterFacebook


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