月に舞う桜
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2008年03月30日(日) |
★X復活ライヴ参戦記★出発〜開場編 |
mixiで日記を読んで下さっている皆さん、昨日はすみませんでした。 昨夜は落ち込みMAXでボロボロでしたが、今日になってライヴ・パンフレットを読んだりMy SpaceでYOSHIKIの記者会見を見たりしていたら、やっと立ち直ってきました。
どんなふうに生きていたって、私たちは一秒一秒「破滅に向かって」いる。だったら、「今」を濃密に生きなくちゃ、もったいない。それこそ「悔い残すなよ!」だ。 いつまでも泣き言ばかり言ってられないでしょ? 私は無敵。このままじゃ、終われねーんだよ! 終わったと思うなよ!?
なんか、今日になって首が痛くなってきた。ライヴのせいだとしたら、2日後に痛みが出るなんて、年!?
というわけで、ライヴレポです。 1日じゃ書き切れないので、「出発〜開場編」と「ライヴ編」に分けます。 「Xネタはそろそろ終わりにしろや!」とお思いの方々、すみません。もう少し続いてしまいます。
------------------------------------------------------------------------ XJAPAN 攻撃再開2008 I.V.〜破滅に向かって〜 3月28日(金) 破壊の夜
正午前、一緒に参戦してくれることになったtamaさんから、「もうグッズ販売に人が並び始めているらしい」との連絡が入る。 マジかい! (tamaさん、勝手に名前を出してますが大丈夫でしょうか。駄目だったら言って下さい……って、ここで訊くな!) 3時に待ち合わせの予定だったが、できるだけ早く出ることに。 着替え、髪型、メイクなどの準備を整え、腹ごしらえもして、いざ出発!
写真左:当日の服装。ワインレッドのキャミに黒いセーター、黒いジップアップジャケット。クロス・ネックレス。 ちなみに下はジーパンです。光が当たりまくって顔がいい具合に飛んでますが、気にしないで……。 写真右:髪型。付け毛つけてるようにも見えますが、自毛です。ポニーテースにしてコームで逆毛立ててます。 しかし、ドームに着いたときにはすでに普通のポニーテールになっていた……ああーん、ケープが足りなかったぽい。
東京ドームはやはり遠い……やっぱり自宅からドームまで2時間かかった。電車で向かっている途中、tamaさんから「着いたよ」とのメールが来る。先にグッズに並んでもらい、ずうずうしくも自分が欲しい物までお願いしておいた。 地下鉄丸の内線の後楽園駅に到着。背中に大きくXのロゴが入った白い特攻服を羽織ったお姉さまがいた。Xじゃー、Xじゃー!! 駅の外に出る階段の脇にスロープがあるのだけど、スロープを下り切ったところに自転車が数台止めてある! 何のためにそこにスロープがあると思ってるんじゃ〜〜!! どこのどいつじゃ、ボケがぁ!! 慎重に行けば通れなくもなさそうだったけれど、無理して突き進んで自転車を倒しても困るので躊躇していたら、ベビーカー連れの親切なお母さんが通りかかって自転車をずらしてくれた。 元々は自転車を止めている人が悪い。が、もし人が通りかからなくて私が無理やり突き進んで自転車を倒していたら、それはやっぱり私が悪いってことになるのかしら。なるんだろうねぇ。 なんてことを思いつつ、先を急ぐ。東京ドームはすぐ目の前に見えるし、車椅子で行くルートも事前に確認してあったのに、なかなか辿り着かず、焦る。 で、結局、ドームの敷地内に入れたのは3時くらいだった。パラパラと雨が降ってくる。
グッズ販売はすでに長蛇の列。こ、これは……。最後尾の人はいったい何時になったら買えるんだろうか。tamaさんに並んでおいてもらってよかったなぁ。本当、感謝感謝です。 ドーム敷地内は、人で溢れていた。コスプレの人もたくさん。HIDEコスさんが多かった気がする。 FILM GIGには行ったことがあるものの、Xの本物のライヴは初めての私、会場の雰囲気に飲まれてビビるのではないかと思っていたけれど、そんなことは全くなかった。むしろ、「あー、これこれ! この雰囲気よ!」と懐かしい感じ。 テレビ局の取材カメラも来ていたし、海外のレポーターらしき人もいた。それから、『紅』用の赤ポンポンを配布している人たち。 正面ゲートの方まで行きたかったけれど、あまり動くと訳分からなくなりそうだったので、比較的空いている21番ゲートの前で待機することにした。
3時半頃、グッズを買い終えたtamaさんと合流。頼んでいたパンフレットとペンライトをもらう。 tamaさんがいなかったら、私、絶対グッズを手に入れられなかったと思う。後日、落ち込んだ私をパンフが立ち直らせることになる。本当に、ありがとうございました。
写真:左上…メンバーへのサプライズとしてmixi内で企画が持ち上がった赤ポンポン。『紅』のときに皆で振りました。 左中…「破壊の夜」チケット 左下…ライヴ・グッズのペンライト。色は「破壊の夜」モチーフの赤。先だけではなく、全体が光ります。 右…ライヴ・グッズのパンフレット。豪華仕様です。
Xのライヴ前恒例の「気合いれ」を見学したのち、開場まで時間があるので、ライヴ前の腹ごしらえとして食料を調達しに行くことに。 いったんドームを出て、近くのコンビニでお茶やサンドイッチなどを買う。通り道の桜はほぼ満開。図らずも、お花見までできてしまった。HIDEちゃん、ありがと。 ドームに戻ると、ちょうど開場の4時半になっていた。 近くにいた係員に車椅子用スペースで観たい旨を告げ、誘導してもらう。風が強くなってきて、寒い。 車椅子参戦者は関係者入り口から入ることになるらしく、通路の端にずらっと車椅子が並んでいた。
で、ここからですよ! 開場は4時半。が、しかし、待てど暮らせど開場の案内がない。 冷たい風が吹き込んできて、とにかく寒い。3月末なのに、手がかじかんで、凍えましたがな。 でも、私がいた場所は屋根があったので、雨からは守られていた。外で並んでいた人たちは本当に大変だったと思う。 寒さに耐えられなくなり、サンドイッチを食べて少しでもエネルギーを補給することにした。本当は、席に着いてからゆっくり食べるつもりだったのだけど。
待つ。ひたすら待つ。寒い。喋る気力もなくなって、無言になる。 警備員が、「まだ開場ができません。ご理解とご協力を……」と決まり文句を繰り返す。分かってるよ、分かってるけどさぁ。寒いんじゃー! 結局、開場は6時半でしたよ。Xのことだから予定通りに行くわけがないとは思っていたけど、それにしても2時間遅れって、どんだけ! 6時半って言ったら、開演時間だし!
そんでまぁ、何とか無事に車椅子スペースには着いたんです、が。 ステージが遠いのはみんな同じだから仕方ないとして。東京ドームの車椅子スペースというのは1階スタンド席のうしろにあるのだけど、高さ1メートルくらいの台が置いてあって、そこに乗せられた。 スタンド席の最後列と車椅子用スペースに、あまり高低差がない。野球は座って見るからいいけれど、ライヴで総立ちになると車椅子利用者はステージが見えなくなる。それで、台を置いて対応しているらしい。 男性スタッフに持ち上げてもらったはいいが、一度台に乗ると容易には身動きが取れないのよね。 これは東京ドームの造りの問題だから、スタッフに文句を言うわけにもいかず。ま、Xのライヴじゃない限り、もう東京ドームには行かないねぇ。
この時点で、私は終電が気になって仕方なかった。開場が2時間押しているということは、開演もそれくらい押すに違いない。そうしたら、おそらく最後までは居られない……どうしよう。 やきもきしながら、お茶を飲んだり、ポンポンやオペラグラスの準備をして、ひたすら開演を待った。
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