月に舞う桜

前日目次翌日


2007年09月17日(月) 世の中をクリアに見るために

先日の健康診断で予想以上に視力が悪かった私。さすがに、これは何とかした方がいいのでは? と、少々焦る。
父は私よりもはるかに目が悪く、裸眼だと0.01くらいだと思われる。眼鏡が手放せないのはもちろんのこと、眼圧が高いせいで、たまに目の血管が切れて出血する。そんな父が視力回復のための本を持っていたことを思い出し、奪ってみた。
その本には視力回復のトレーニング法が書いてあり、「視力アップサングラス」なるものと簡易的な視力検査表がついている。
「視力アップサングラス」とは、眼鏡の形に切り抜かれた黒い紙に、針で開けたような小さい穴がいくつも開いているものだ。それを眼鏡代わりにつけて周りを見てみると、あら不思議、度が入っていないのに裸眼よりもはるかにはっきり見えるのだ。
これを毎日数十分から1時間程度つけていると、自然と視力が回復するらしい。ただテレビをボーっと見ているような時間におすすめだとか。

視力が落ちるのは目を酷使するからではなく、近くばかりを見て遠くを見る機会がなくなり、目の使い方に偏りが出るためらしい。
この偏りを解消するには眼球運動が必要だそうで、視線を上から下へ、右から左へ、斜め上から斜め下へ、ゆっくり動かす。これを逆方向の動きも含めて10秒ずつ、毎日行う。決して、たくさんやらないこと。目が疲れたら、すぐに止めること。

視力検査表を壁に貼り、まずは裸眼で見てみる。次に、上記のサングラスをつけて見てみる。サングラスをつけたときに見えるところまでは、裸眼でも見えるようになる可能性があるそうな。
本には、「サングラスを使ったり眼球運動を実践して、こんなに視力が回復しました!」という体験談がいくつか載っている。それを読んで一つ気がかりなのは、「0.01や0.02だったのが、0.2とか0.3になった」というレベルの話ばかりであることだ。私の父と同じくらいの視力の人ばかり。
私のように、0.3を0.7くらいにしたい場合でも効果があるのかどうか、その辺がちょっと不明。

何はともあれ、しばらく実践してみようと思う。


桜井弓月 |TwitterFacebook


My追加

© 2005 Sakurai Yuzuki