年を追うごとに、どうしようもなく薄れていくものがある。でも、生きた証のその声は、今日も光となって私を照らす。この日がいつしか日常に紛れてしまっても、ずっと変わらないもの。まだ聞こえているよ。
© 2005 Sakurai Yuzuki