私の雑記帳
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2007年02月16日(金) もう未来を通りすぎたのだ

私はいつも不機嫌である。

生活の基盤となるものがないことが大きい。

何とかしなければとは思うが、世間に出て行く気力とか
勇気とかエネルギーが足りない。
軟弱というか根性無しというか。

20代のバブル絶頂のころ、私は東京の小さな出版社で
働いていた。当然、貧乏でお金はなく、したがって
欲しい物も買えなかった。でも、若かったから、まだ未来があると
信じていられた。
「いつか、いまの状況を抜けてなんとかなる」と夢のようなことを
漠然と信じていた。
だから貧乏でも、かまわなかった。

今は、中年ババアとなり、未来もなにもない。
娘二人との3人暮らしも来月で5年目に突入する。
この4年はいろいろあった。
不安定な母親に娘たちも大変だろうと思う。
私には確固としたアイデンティティーのようなものがない。
だから、後悔してばかりの人生である。
本当にここ数年間の出来事は、吐きたくなるような
無様な醜いことばかりで、なるべく思い出さないようにしているが
それでも、時にはふと思い出して苦しくなる。
どんなに辛い事があっても、昔は頑張れたのは
「未来」にはきっとマシなことがあると信じていたからだと思う。

中年になったいま、私の思うような夢など何も叶わなかった事が
嫌というほど日々胸に突きつけられている。
鏡を見て思う。私がどんなに若く見えたとしても、もうこの衰えは
どうにもならない、と。
お金もなく、若さもなく、きれいでも可愛くもなく
生活能力のない、理屈っぽい女が私なのである。




pearl〈パール〉 |MAIL

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