気まぐれ日記
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2006年01月29日(日)

川崎吹奏楽連盟主催「吹奏楽講習会」が二高で行われました。川崎で吹奏楽講習会が開かれるのは、ほぼ20年ぶりくらいです。受講生は約670人。午前中は楽器別講師によるレッスンと、顧問の先生方を対象とした秋山先生による講習会です。顧問対象の講習会に私も参加しましたが、「吹奏楽の歴史」を、実際に当時の演奏をCDで聴きながらの説明は、非常に興味深いものがありましたし、たいへん勉強になりました。明治時代に日本で初めて吹奏楽を組織したと言われるフェントンという人の話から、海軍軍楽隊の当時の演奏とアメリカのバンドの演奏の違い(録音は両方とも雑音が多く聞き苦しいですが、雰囲気は伝わってきます)、そして昭和20年代後半から50年代まで、その当時、吹奏楽コンクールで日本一になった学校の演奏を順に聴いていきながら、演奏スタイルやテクニックがどのように変わってきたのかを分かりやすく説明され、今後の吹奏楽の方向性も示されていました。私はもう、大感激でしたね。特に、私が中学1年生の時に(昭和39年)コンクールで演奏した課題曲「広野を行く」(秋山先生は曲名はおっしゃっていませんでしたが、私にはピンときました)の演奏が聴けたときは、非常に懐かしい想いとともに、当時の様子が脳裏によみがえってきました。うれしかったです。
午後は、秋山先生による「合奏指導法」の講習です。各校から2名+二高生15名=67名のバンドを使って、楽器奏法の基本とバッハの曲(フーガの技法No.9)による合奏指導の基本をやって頂きました。指導する顧問の先生方にとってはたいへん勉強になったと思いますが、聴講した中・高生(約600名)にとっては、やや難しかったかナ?。
全体的に、非常にすばらしい講習会になったと想います。トラブルなども一切無く、二高部員も機敏に的確に動いてくれて、大成功です。部員諸君、本当にありがとう!さすが二高生です。

終了後に、理事の先生方と反省会を行いましたが、二高部員の動き方を、たいへん褒めてくださいました。次回も是非二高で、ということで締めました。


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