気まぐれ日記
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今日は、磯崎コーチのレッスンです。このところ1週に1度の割で来てくれています。その甲斐あってCla パートは、なかなか良い音を出すようになってきました。同じCla のコーチの船木君にもアンサンブルを中心に見てもらっているから、Cla の諸君は幸せだね。二高の看板パートになって欲しい。これに刺激されたのか、他のパートからもコーチの love call が多くなってきました。出来るだけのことはしてやろうと思っています。ただ、意識を高く持ってレッスンに臨んでネ。 Cla のレッスンの後、バッハの「フーガの技法No.9」の合奏を行いました。明日の「吹奏楽講習会」で、合同合奏でやることになっています。二高生全員が出るわけではないんですが、勉強のため、ということで予習です。こういう曲の経験も勉強になるでしょう。私から、「フーガ」についてと「フーガの技法」という曲の解説をし、CD のデモ演奏(オルガン、ピアノ、弦楽合奏、吹奏楽)を聴かせました。 でも、すごいですね。「フーガの技法」を吹奏楽でやっちゃうんですヨ。何でもありですね、最近の吹奏楽は!まあ、ここが「学校吹奏楽」のいいところでもあるんですが(一方では、あまり良いことではないかも知れませんが・・・)。つまり、「フーガの技法」なんていう曲は、一般的にプロでもなければ演奏する機会はまずないと思います。それをアマチュアがやっちゃうんです。しかも中学・高校生が!・・・。吹奏楽でなければ、出来ないことでしょう、こういうことは。でも考えてみれば、こういうケースはいくらでもありますね。チャイコフスキーのシンフォニーをまともにオーケストラで演奏することは、中・高生ではめったに無いと思いますが、吹奏楽では平気で演奏しちゃいます。 クラシックの多くの名曲に気軽にふれることが出来る・・・これが吹奏楽の醍醐味の一つでもあると思いますが、でも私はやはり、吹奏楽の真の醍醐味はオリジナルにあり!と、確信を持っています。その信念は今でも変わることはありません。目指せ! Wind Ensemble !
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