My Prime Day's
さとりん



 不倫の事情 〜彼の実家に参上〜

婚約してしまった・・・・。

これからどうしたらいいんだろう?

とにかくわからないことだらけだ。


彼は当時神奈川から離れて暮らしてたし

私は広島だし

とりあえず婚約したってことは

ご両親に挨拶でしょってことで

滅多に首都圏にこれないことから

翌日(2日)急ではあるが

彼の実家にお邪魔することになった。


挨拶といっても

結婚します〜などではなく

私としては、お宅の息子さんはこんな女と付き合ってますよ、なんていう

ちょっとした顔見せのつもりだったんだけど

あちらのご両親はそうは思わなかったらしく

あとあとちょっとめんどくさいことになってしまった。


上記の通り思っていた私だし

彼の実家に行くつもりは全くなかったので

それなりの洋服を持ってきてはいない。

手元にあるのはトップスと超ミニスカートのみ。


さすがにこれわ・・・・と思ったけど

ないものはしょうがない。(苦笑)


しょうがないので、デニムの超ミニで

彼の家に参上。

ニコニコと出迎えてくれる彼のご両親。

手土産を渡し、リビングに通される。


義父はとても無口。

無音。

彼もご両親とはあまり会話しないらしく

とても気まずい空気が流れる。

そこで義母の登場なんだけど

ニコニコと、とても優しい口調で話してくれるんだけど

それがまるで面接なみ!


どこに住んでるの?

あなたのご両親の職業わ?

弟さんの仕事わ?

どこのご卒業?

趣味わ?


・・・・・などなど、ちょっとした企業の面接みたぃだった。

いや、面接で家族の職業なんて聞かないか。

とにかくとても居心地が悪く

でも特別断る理由も見当たらない私は

それらに答えていった。


数時間にも及ぶ尋問(!)で

私は精神的にクタクタ。


彼の車に乗って実家を後にしたときには

ため息しか出てこなかった。


そして数日後。

広島に帰りいつもの日々を送っていた私に

彼から電話が入った。


「結婚反対だって・・・・・」


えー!

めんどくさい・・・・・。 ←当時の正直な感想

2008年07月29日(火)
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