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■ 不倫の事情 〜異変 編〜
友達とゲーセンなんぞに行ってみた。
さっそく怪しげなヤツを見つける。
「ねぇ、白い手袋してゲームしてるヒトがいるよ?」
>何かのコスプレの一部らしぃ。
「ねぇ、なんであのヒト、いちいち靴脱いでゲームやってんの?」
>なんでだろ?
「あのヒト!飛び跳ねて歌いながらゲームやってる!」
>先日、飛び跳ねすぎて天井から下げている看板に激突していた。
近づかないほうがイィ・・・・。
本人は気付かないまま、奇特の領域に入ってしまったゲーマーたち。
ゲーセンは奥が深い。
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マサからワケのわからなぃことを言われたその日。
会社から帰ろうと駐車場に行くと
車の影からマサが出てきた。
「なに?」
「何じゃねーだろ」
「アタシたち、もぉ終わったんじゃなぃの?」
「終わってねーよ!勝手に終わらすな」
「アタシさ、知ってんだよ。全部・・・・」
「え・・・?何を?」
いきなり、しどろもどろになる彼。
きっといくつかのやましいコトがあるからなのだろう。
「あのさ、前にマサが荷物をまとめて出て行こうとしたら
嫁に止められたって言ってたじゃん?」
「あぁ・・・」
「あれ嘘だったんでしょ? ホントは、奥さんがマサにすぐ出てってもらぅつもりで
荷物をまとめてたんでしょ?」
「・・・・・」
「ちょうどマサが荷物を部屋に戻してるとき
奥さんから電話があったんだよ」
「・・・・・・」
「アタシと一緒になりたぃって言ったのも、
奥さんと別れたいって言ったのも嘘。
そんな嘘つきヤローと付き合ってけなぃ」
言いたいことをちゃんと言えてスッキリしたアタシは
車に乗り込もうとした。
バランスを崩して
アタシは思わずその場に倒れこんだ。
2005年11月29日(火)
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