My Prime Day's
さとりん



 不倫の事情 〜彼女の提案編〜

CHINEMAに「THE PLEDGE」更新。
重く暗い映画。なんともいえなぃ切ない気持ちが残ります。

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友達から、あるものを預かった。

なんてことのなぃただのゲーム機。


ただフツーと少し違うのは

いろいろなキャラクターのシールが貼ってあること。



ヒマなん時、

恥ずかしさを我慢して外でソレを出そうものなら、



「あー!ピカチューだー!」



しっしっ。




「あー!トロちゃんだー!」



しっしっ。




「あー!りらっくまだー!」



しっしっ。





余裕で誘拐犯になれそうな気がしてきました。

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アタシは、あれから毎日のように泣いていた。


慰謝料を払うことも

相手の家族に謝罪することもできなぃ。


ただただ、自分の気持ちをごまかすために

泣く事しかできなぃのだ。




アタシは、なんて弱い人間なのだろう。

悪い事をしたっていうのに謝罪すらできなぃ。



マサは家族に縛られながらも

毎日を過ごしている。


相変わらず甘い言葉をかけてくるけど、

素直に喜べない自分がいるのは確かだ。




そんな時、また奥さんから電話が入った。



「もしもし」


「話はついたの?」


「・・・・まだ・・・・です」


「そう。彼ね、結婚した後も何人も彼女いたの。

 恋がしたくてしょうがなぃんだろうね。

 でも、毎日逢ってるのはアナタが始めてよ。

 だから彼、本気なんだと思う」






マサは以前、アタシが始めての不倫相手だと言った。

それすらも嘘・・・・なんだ?


ソレが彼女のテなのかもしれなぃけど

アタシは、

いつのまにか奥さんの言葉を信じるようになっていた。




アタシが返答に困っていると

彼女は、とんでもなぃ提案を出してきた。







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「今日、彼と逢って話してみて?」


「わかりました」




そしてアタシたちは、その夜会う事にした。











2005年11月20日(日)
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