とある町で
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ぷ〜〜〜んという あのいやらしい音で 目が覚めてしまった。
この町は 側溝が多いので蚊も多い、と 誰かが言っていた。
戸を開け放さないように気をつけているのだけれど それでもどこから入るのか 2〜3日に一回は こうして眠りを妨げられる。
が 今日は刺されていない。
私は以前はとても刺され易くて 刺されるとひどく腫れていた。
でも40歳を過ぎた去年あたりから 以前に比べたら刺されなくなってきたように思う。
刺すのは雌の蚊で 卵を産むのに必要な栄養を得る為に血を吸う、というけれど やっぱり血も若いほうが パワーが得られるのだろうか。
そういえば小学生の頃 おじいちゃん・おばあちゃんが全く蚊に刺されないのが とても不思議だった。
若さといえば お肌の衰えもやはりここ2年ほど著しく エステになど行って 怪しげなマシンで なにやら術を施してもらったけれど 3回で止めてしまった。
お値段の割に 効果も今ひとつのような。
かくて 少しずつ年をとっていくのだなぁ。
皆 ある時点をピークに成長を止め 絶対に年をとるっていうのは 不思議だなと思う。
さて 今日・明日は通しで仕事。
気が重いが頑張ろう。
久美
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