しんどい。死にそうだ。死にたい。誰からも馬鹿にされる。社会ランクが低下して久しい。馬鹿にされて当然かもしれない。
しんどい。めまいがする。酒と薬を併用した後遺症と、最近の連続飲酒による酒害だ。でも今日から飲酒は中断だ。少し回復するだろう。何をやっても楽しくない。鬱だ。私は脳が傷んでいる。世間についていくことが難しいかもしれない。私はあいつから自分を守らないといけない。あいつは私を馬鹿にしたり、傷付けたりする。私は一人になりたくなかったので、我慢してきた。もうそんな我慢しなくていい。自尊心の方が大事だ。あんな奴付き合う価値なんかない。損するだけだ。
しんどい。やっぱり疲労がたまっている。脳にダメージが蓄積している。睡眠がとれない。生きていけなくなる。
平和っていいな。日本は平和だ。紛争は嫌だ。
もう生きていけるかわからない。投げやりになりそうだ。何をやってもうまくいかない。一生懸命やっているのに。
映画を観てきた。「リンカーン」。男の映画だ。でも女の苦しみと誇りもちゃんと描かれている。偉業を成し遂げた男はすさまじく孤独であり、その末路も凄絶であった。でもこういう英雄を歴史は必要としたのだ。
ミナミを歩いていて考えた。悪を忘れて善のみ考えていれば、孤独ではないと気付く。平和はいいなと思い、人とともに生きることは幸せだと思う。悪に追われていたときは気付かなかったこの安らぎ。この気持ちを忘れずにいよう。
善の気持ちを持つとき、世界はますますよく見えてくる。世界の中にいられる幸せを思う。この気持ちさえあれば、世界は手に入ったようななものだ。おどおどおびえる気持ちや人を恐れたり、怒ったりする気持ちが嘘のように消える。
過去のことはもう問わない。今のこの気持ちを大事にしよう。限りなく人に優しくできる。もう人を恨まないで生きていける。善の気持ちがのびやかに広がっていく。悪の気持ちはもう死に絶えた。今から善の花を咲かせ、善の実を付けよう。自分を変えることが今ならできそうな気がする。というより確信している。自分は大概のことはできる。大概のことはわかる。自信を持って善の道を邁進していこう。今日から生まれ変わるんだ。必ず生まれ変われる。今日が人生の底だったと思う日がきっと来る。もうおどおどびくびくしない。自分の悪の影におびえて目をそらしたりしない。善の道を歩めば後ろめたいことは何一つない。今までのような日陰者のような人生とはおさらばだ。自信と誇りを持って顔を上げて生きていくのだ。
悪の自分が好きか。善がそんなに怖いか。悔い改めるのがそんなに恥ずかしいか。私はもう善の魅力にあらがえない。悪が花咲き、実を付けることは決してない。善だけが花と甘い実を付けるのだ。私が生まれついて邪悪というのではない。感染症にかかったように悪に感染したことが今日の不幸を招いたのだ。でももう終わったといえる。悪は終わった。悪にもう興味はない。悪の魅力は私をもうひきつけない。これからは善の道を歩き、善の花を咲かせるのだ。
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