脳のダメージがいつ起こったかよく覚えている。それをカウンセラーに話しても聞き流されるだけだ。あのカウンセラーはおかしい。替えた方が良い。脳のダメージはもう戻らない。酔っ払っているのと勘違いされたこともある。それきり、相手にしてくれなくなった。仕方がない。考えても考えられないのだから仕方がない。あのきちがいに恨みはあるが、許す以外あるまい。この病気になる前は、こんなんじゃなかった。もっと頭が良かった。このまま生きていくしかない。もう回復することはない。脳梗塞と騒いで、医者に行くのはもうやめた。諦めて静かに生きるしかない。交通事故にあって、能に後遺症を負ったのだと思うしかない。
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