きなこ日記
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良かったり悪かったりの波が激しい。誰って夫まんぼうの。 先週は割合普通に仕事に行っていたが、今朝は吐き気がひどくて起きられないと言う。欠勤の電話を私に入れさせる。見えないとわかっていても、電話口で何度も頭を下げて済みませんと言っている私を見て、この人は何を思っているのだろうと聞いてみたい気持ちになる。
好不調の波があるのは承知しているが、それに振り回されている自分に腹が立ってきた。妻の妊娠中に自分もつわりを感じる夫がいるらしいが、なんだかそれに近くなってきた。あんまり心配しすぎで吐き気がうつってしまい、晩ご飯はあんまり食べられなかった。でもアルコールは摂取した。腹が立ったら悲しくなって、泣ける本を読もうと思い立ち、風呂につかりながら「春いちばん」(湊川理絵・角川ルビー文庫)を読んだ。収録の「浅き夢、遠い春」は本当に泣ける。泣きに持って行くストーリーに無理がないので、素直に泣けるので、大好きな作品だ。 半身浴で汗と一緒に涙を流して、ちょっとすっきりできた。
鬱の患者を支える家族は、心配と気遣いをしつつも、自分を保つ努力をしなければ、引きずられて自分もやられてしまう。私自身が安定した私の人生を送るために、夫には今よりももう少しマシな状態になって欲しいのだ。だから、もう少しなんとかなろうと思って欲しい。治りたい、って気持ちさえ感じられなくって、本当にこっちががっかりするときがあるよ…。
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