こんな一日でした。
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夜中、寝苦しくて目が覚める。3時だ。 眠ろうと思っても、寝付けなくていやな時間を過ごした上に、重たっ苦しい朝が来るに決まっているんだ。ええぃ、だったら…と、起きてみた。 時間がないのだから、眠れないならこれ幸いに制作をすれば良いだけのことだ。昨日発売になったばかりの、小田さんのアルバムをかけてみる。夜中に、思春期の少女のように、優しげなラブソングを聴くのも良いものです。
…と、そこに我が家の愛娘犬が起きてきた。不思議そうに私を見て「お布団は?」と言っている。私が絵を描き始めたので、彼女は縁側から明けゆくお外を眺めたり、てこてこ来て、絵のそばに寝ころび、見るともなく私を見ている。
CD一枚分とちょっと、制作したらやっと眠る気になった。私が筆を洗うと、愛娘犬は、ちょこんと座って、やや難しい顔で様子を伺っている。私が寝室に戻ろうとしたら、先回りして「お布団でしょ」と、笑う。「お布団だよ」と答えると、ちょっとお尻をもりっとさせて「♪」と弾む。私のベットに潜り込んで私の腕の下に頭を押しつけている。
彼女なりに、共に何かした気持ちでいっぱいらしい。 なんとなく、ありがとう、と思う。
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