試験のニッキ
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2005年05月11日(水)<<<彼女の話2

彼女のお葬式には、当時のクラスメイトが複数人きてくれた。彼女はクリスチャンだったしうちの高校はミッション系の女子校で、お葬式をやったその教会で、高校の行事でミサみたいのに出たこともあったっけな。
あのときの号泣は、なんだったのかなあと5年経ったいまでもぼんやり思う。今になってもまだわからない。
あの頃、もう自分だって生活だってぐちゃぐちゃで、なにが悲しくて、そういったことわからなかった。

川越の病院には結局1度しかいかなかった。その後行ったのは彼女が危篤になったときだ。

骨と皮しかないんだよ、ほんとに。
うちの1度目の母親も、癌で死んだけど、死に目にもあったけど、そのときはそうだったかあまり覚えていない。

こんなことこんな日記に書いてる自分は地獄に落ちると思う。
でもどこで処理すればいいの?
わからないまま終わって、残ったものもその結果も、そのあいだのこともなにもわからなかった。

当時ほんとに自分が彼女を憎んでいたのかも、いまとなっては思い出せないしわからないと思う。記憶は修正される、自分の都合のいい方に。
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