12時を回って、29日になったばかりの時、私はお風呂に入ってました。 お風呂の中では、お気に入りの小説を読んでたりして。 どのくらい時間が経ったのかなぁ・・・予想通り、電話のベルが鳴ったんだよね。 一瞬躊躇したんだけど、慌てて浴槽を飛び出し、留守電に切り替わりかけた電話に出る。 全身ずぶ濡れの私は、なんとなく滑稽。 「はい、もしもし。」 の私の声の後に、聞き覚えのある男の声。 この日記に、一番多く登場している、別れた彼。 「・・あ、もしもし・・。」 「ごめーん、今日もお風呂入ってた。今、入ったとこだから・・。」 「あ、そうなんだ。ごめん。」 「どうしたの?」 「いやいい。ごねんね、別に用事があるわけじゃないからいいよ。」 「そう?わかった。ごめんね。おやすみーっ。」 「じゃぁ。」 なーんて会話があったりして。
時計を見たら、深夜の1時。 あーのーねー、何度も言ってるけど、彼氏じゃないんだから、夜中に電話してくるの止めてよね! 彼氏を降りたのは、あなたなのよ。 と言うより、あなたは結婚してるんだから、『女』のとこに電話してくるのダメでしょ。 あなたと私は、『タダの友達』なんだからさ。 お兄ちゃんですら、夜10時以降の連絡はないんだよ! それに、一緒に闘ってあげると言った私に、 「波風立てたくないから。」 って豪語したのよ。忘れたの? そんなあなたの気持ちを汲んで、いけない関係を解消したんだから、連絡してきちゃダメでしょ。 彼女にバレたら、さすがに波風立っちゃうよ。 たとえ、『お互い、外で何をしてこようと何も言わない。家に持ち込まない』って二人の取り決めがあったとしても、もしバレたらヤバイんじゃないの? 以前の私だったら、何があっても闘う勇気があったけど、・・・ごめん、今は無いワ。 二人がどうなろうと、私を巻き込まないでよね。
なーんて、いろいろ言ってるけど、こんな時間の電話を無視せずに出る私が、一番悪いんだよね。反省。
この日記、出来ることなら、新しい彼氏とのラブラブ日記にしたいんだぁ。
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