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| 2005年05月13日(金) | ブルース・ウィリス |
親しき仲にも礼儀あり。
そう申します。
そうですな。
幾ら十数年ぶりに会った高校の時の同級生が禿げてしまっても
指を指して涙こぼしながら
「ギャハハハハ！！ハゲてやんのー！ツルッツル〜♪ハゲハゲー♪」
とか言ってはなりません。
反省しています。許してください。
本当は心の底から愉快です。やーいハゲー。
でもいい大人なので、心にもない哀悼の意を示すことは出来ます。
いかにも沈痛そうな表情でな。
大体、外見で人を中傷するなんて人間として最低です。ワシ。
たかが頭髪があるか無いかの違いです。
ハゲと言うだけで、指差されて笑われるいわれなぞありません。
本当に申し訳ありませんでした。
許してください。
もう二度と言いません。
目の前では。
だからお願いです。泣かないでください。
３０男が泣くなんてよっぽど悔しかったのでしょう。
ハゲでも立派な方は幾らでもいます。
だから元気を出してください。
よく見ると頭頂部が太陽光を反射していますね。
天井部に光が反射していますよ。
何か遭難したとき役に立ちそうですね。
イヤそうじゃなく、
ごめんなさい。もう言いません。
だから、殺しかねない表情でワシを睨まないでくださいね。
今度飲みに行こう。
飲酒は頭皮に悪い様だが、まぁ気にするな。
去り行く青春と頭髪に乾杯。
