フィリップ・トルシエとわたし
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2002年12月02日(月) COLOR ME BLOOD RED


知り合いの御家族に不幸があった。

えー。知らない人間なのでアレなんだが。

失礼だがわざわざ年末に死ぬ事ないだろ。

イエ。そんなことじゃない。

喪服が入らないです。

成人の年に買った喪服が入らないです。

入りませんよ。

ウエストが入りませんぞ。


ああ。ピチピチ。

ぐっと絞めるがピチピチ。

ああ。ボタンが。

青山の調節スラックスにするべきだった。

ああ。あと2cm。

正座すると弾けそう。

葬式どころではないぞ。実際。

喪服だけではなく、ジャージも葬式に着ても良い様にすべきだ。


なんとかスラックスは弾けず、無事帰宅。

ついでにじいさんでも偲ぶか。と、思い仏壇の前へ。

喪服で仏壇だ。喜べじいさん。


ん?

仏壇が妙だ。

ふと見ると

中途半端なサイズのお菓子が山積みになっている。

普通、果物とかなんか供えてるもんだ。仏壇ってのは。

おふくろよ

パチンコの景品供えるなって。

自分の父だろ。

バチ当たるぞ。バチ。


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