▲まえ

2005年12月05日(月)

不細工の一言


僕の友達にすっごい不細工がおるんですよ。もうね、みんなも周りに一人くらいは居ると思うけど、とにかく本当に不細工。自分が女だったら絶対同じ空気を吸いたくないような不細工。本当に不細工なのがおるのです。

どんなに不細工かと言うとね、とにかく頭は大きいし行動もおかしいし容姿もおかしいし趣味もおかしいし、走るの遅いしスポーツダメだし、童貞だし、だからと言って風俗行く勇気もないし、そいつの部屋のPCでみんなでエロいサイト観てたらめっちゃ恥ずかしがって顔を手で必至で隠してるような、なんかもうすごく変なヤツなんです。そして顔は不細工。


だけど僕はコイツと妙に気が合いましてですね、たまに時間が合う時には遊んだりみんなで集まって遊んだりとか、何かと仲良くさせていただいておりまして、まあ不細工だけども変なヤツだけども友達は多い。なんだか不思議なヤツなのです。だけどそいつの友達も不細工ばかりなのだけどもね・・・。まあソイツよりはマシか。


まあ、そんな彼も今となっては立派な大人です。僕が知らないだけで、実は彼も不細工ナリにどっかの不細工と仲良くエッチしたりデートしたりチューしたり中出しして子供出来ちゃってたりしてるんじゃないかとか、まあ、本当はそんなこと今まで一度も考えたことも想像したことも無いんだけどってかありえないんだけども想像したくも無いんだけど、まあ社交辞令的に友達何人かで集まってる時に直接尋ねてみたんですよ。


「お前の恋愛はどうなんだよー?」


うん、その場にいた誰もが「お・・・おおおい!それは禁句だろっ!」みたいな顔をしてたけども酔った勢いで聞いてみたわけですよ。そしたらそいつがこう言うわけです。


「特に無いけど・・・そういえば中学生の時に家に女の子から電話かかってきて『好きです。』って一言だけ言って切れたことがあったなー。」


とか、ちょっと自慢っぽく偉そうに「どうだ!俺にもこんな経験があるんだぞ!」的に言うんですよ。まあね、それはそれですっっっっごいしょうもない経験だけども、彼にとってはこれまでの二十数年間で最大の出来事だったのだと思うのですよ!


でもね、多分その場に居た友達誰もが思ったけど口に出さなかった言葉があった。


「あの・・・それって絶対何かの罰ゲーム・・・」



ま・・・まあ、良いヤツなのです。すっごい不細工なのを除けば・・・ね。



可哀想になってきた


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