暴かれた真光日本語版
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2003年07月29日(火) 025 mcinmahikari

b. Former members  
  元信者


元信者はすべて「悪霊に邪魔されている」とされるので、信者が元信者の話に耳を傾けることは愚かなことだとされてしまいます。私は2000年の始めに教団を離れました。一年後、私の知っているもう一人の信者が真光を離れました。私たちが会った時、彼女は私が同じように教団を離れていたことを知って驚いていました。私が教団を離れたことは、教団の内部では全く話題に登っていなかったのです!

教団を去った人は、弱い人間であり、意志が弱く、神の祝福を投げ捨てた人間であり、真光を破壊しようとする悪霊や邪神に邪魔された人間であり、充分浄まっておらず、神に従うチャンスを与えられたにも関わらずそれを捨てた人間であると見られてしまいます。

教団を去った信者や真剣な努力や献身を怠った信者にどのようなひどい出来事が起こったかという話は、この教団の中に溢れています。さらには、たまたま御み霊をはずしたその日のうちに悪いことが起こった人の話などもあります。

家族の中を除けば、ほとんどの信者は元信者と継続的に接触を持つようなことは実際にはありません。そのため、このカルト教団を去った信者がいかに幸せにまた健康的に過ごしているかということを知らないのです。信者が体験することはといえば、ある人が道場に来なくなるとその人とは音信不通になり、偶然ばったり出くわすことによってその人についてのわずかなニュースを聞くだけなのです。信者にとって、元信者に対して何故教団を去ったのかと深く問いつめることは極めてまれです。私が信者だったころ、そのような質問をすることは私にとって恐ろしいことでありました。私は教団に居つづけ、献身しつづけることに困難を感じていたのです。それ故、そのようなシビアな議論をすることは、私にとっては厳しすぎることでありました。

c. Keep members so busy they don't have time to think  
  信者を忙しくさせ、考える時間を持てないようにする。


光を与えたり活動的であることが、物事を考えることよりも奨励されています。真光の教えや組織について批判的に議論しようとする人は,「憑依霊に邪魔されている」というレッテルを貼られます。道場(真光センター)ではいつもたくさんの行事や活動があります。信者は「役に立たない人間の知識」を放棄するようにと言われ、そして光を与える実践を行い、何よりも真光の教えに従順に従うことを奨励されます。

3. Compartmentalization of information; Outsider vs. Insider doctrines  
  情報の区分:外対内という主義がある。

a. Information is not freely accessible  
  情報を自由に得られない。


教団の歴史や創設者に関する情報は、厳しくコントロールされています。信者は初級研修でしかその歴史を知らされません。そして、調査や批判的な質問に対して回答が与えられることはありません。

b. Information varies at different levels and missions within pyramid  
  組織のピラミッド構造の中で,そのレベルや役割の違いによって情報が変化する


初級、中級、上級研修によって、異なる教えが与えられます。

c. Leadership decides who "needs to know" what  
  リーダーによって、誰が何を「知る必要」があるかが決められる


情報の開示のレベルに明らかに違いがあります。多くのごく普通の信者には、多くの情報は与えられません。幹部などのメンバーには,もう少し多くの情報が与えられています。

1997年3月、メディア上を多くの反真光記事がにぎわしたとき、教団は信者用に「Sukyo Mahiari - The Facts (崇教真光−その真実)」という配布物を用意しました。そこには、信者に対して初めて色々な財務上の事柄が詳細に紹介されていました。真光はマインドコントロールを行う終末論カルトである、というメディアの主張に対する教団の反応は、以下のように信じられないほどお粗末なものでした。

「どんな信者でも未信者でも、教団の活動に関して少しでも経験があれば、そのような主張は間違っていると理解できるのです。」
[Sukyo Mahikari Australia-Oceania Regional Headquarters, 30 March 1997]
この当時に明らかにされた財務上の詳細は、幹部を除いてすべての信者にとって初めて知らされたことでした。信者は、教団の財務上の詳細に関する年次報告を与えられたことがありません。

他の都市や国における真光の活動がどのようなものであるかについての情報も非常に限られています。ほとんどの信者にとって、世界中で何が起こっているかを知りたがることはごく自然なことです。しかし、そのような情報が公にされることは極めてまれです。誰が教団を去ったか,特に幹部の中から誰がやめたか、という情報は厳しくコントロールされています。

4. Spying on other members is encouraged  
  他の信者を見張ることが奨励されている

a. Pairing up with "buddy" system to monitor and control  
  2人一組にすることによって、互いに監視とコントロールを行う。


もし誰かが御み霊を大事に扱わず、御無礼をしているような場合には,世話係は幹部に知らせる、すなわち川上に報告するようにとされています。

b. Reporting deviant thoughts, feelings, and actions to leadership
 逸脱した思想、感情、リーダーシップをとろうとする行為の報告


再び,「川上に報告する」という言葉がそのために使われます。

5. Extensive use of cult generated information and propaganda  
  教団が作り上げた情報や宣伝を多用する。

a. Newsletters, magazines, journals, audio tapes, videotapes, etc  
  ニュースレター、雑誌、専門誌、オーディオテープ、ビデオテープなどの利用。


真光オーストラリア−オセアニア,アジアジャーナルは、キャンベラにいるボランティアたちによって、毎月一回発行されています。これは、教えや信者の体験を、信者の間で共有するための主な方法です。時には,ノストラダムスの予言のようなビデオが修練会の間に使われることもありますが、いつもではありません。現在は,教師や家庭教師の信者たちはしばしば集まって修練会を行っています。

b. Misquotations, statements taken out of context from non-cult sources  
  カルトでない情報源からの不正確な引用


初級研修のテキストブック全体において、聖書やその他の宗教的書物、科学者や医師の書いたものが引用されています。

(準備中)

6. Unethical use of confession  
  懺悔を倫理に反した形で利用する。

a. Information about "sins" used to abolish identity boundaries  
  主体性を放棄させるために使われる、「罪」に関する説明がある。


信者はしばしば、深い秘密や悲惨な出来事、教団に対する疑いを、川上にあたる世話係や真光の幹部に告白します。つまり、彼らを神が与えたカウンセラーだと信じているのです。

私は道場が近くにない外国の地で病気にかかり、さらにカルチャーショックになったことがあります。そのとき私は最も近い(100KMはなれた)真光センターに電話をかけ、会ったことも無いそこの道場長に正直に、また率直に相談を持ちかけました。私はこの人物はそのような役目を持っているのであり、支えてくれたり共感してくれたり、困難の中にある私を助けてくれるものだと思っていました。しかしながら、その人物は導士でもありましたが、私を非難したのです。私はクリーニングの原理に関する基本的な教えを理解していないと言われました。この人物は極めて冷たくて、私を助けてくれるような人ではありませんでした。この電話での会話は、私に深く影響を与えました。私は完全に打ちのめされてしまったのです。

b. Past "sins" used to manipulate and control; no forgiveness or absolution  
  過去の「罪」を信者のコントロールに用いる:その罪については何の許しも与えられない。


特に催眠的な霊査をしているときがそれに当てはまります。あなたが過去に何をしたのか、どんな間違いを犯したのかについて知らされないまま、罪に対して報いを受けているとされてしまいます。

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4.Thought Control  思考のコントロール

1. Need to internalize the group's doctrine as "Truth" 
  グループ内の教義を「真実」として内在化させようとする。


これは、初級研修における主要なテーマの一つでした。研修受講者がまず最初に言われることの一つは、古い考え方を捨て、新しいものの見方を受け入れるように、ということです。一杯のお茶がそのたとえ話として使われています。−もし古いお茶(現在のあなたの考え方)がカップに残っていたら、新しいおいしいお茶(真光の教え)を味わうことができないでしょう?− 私たちは、新しくておいしいお茶のためにカップを空にして準備するようにと言われました。

a. Map = Reality 

(準備中)

b. Black and White thinking 
  白か黒かという思考方法


(準備中)

c. Good vs. evil 
  神対悪魔


スの神に導かれた正しい神々と、悪の神々との戦いは、真光の主な教義の一つです。この戦いが、信者の日々の生活にも広がっていると言います。

d. Us vs. Them (inside vs. outside) 
  我々対彼ら (内対外)


(準備中)


2. Adopt "loaded" language (characterized by "thought-terminating cliches"). Words are the tools we use to think with. These "special" words constrict rather than expand understanding. They function to reduce complexities of experience into trite, platitudinous "buzz words".
 (考えることをやめさせる効果のある)「含み」のある言葉を用いている。言葉は我々が考えるための道具である。これらの特殊な言葉は、我々の理解を発展させるよりむしろ狭める。我々が経験する世の中の複雑な事柄をすべて、これら単純で平凡な「決まり文句」で言い表してしまう。

  

(準備中)

3. Only "good" and "proper" thoughts are encouraged. 
  よい考え、正しい考えのみが奨励される。>


” ...ネガティブな精神状態は身体の中に毒物を発生させます。救い主様は、怒り、憎しみ、敵意、不安、心配などは、体中に毒物を発生させると説いています。”
〔テベシス氏の著作P.199より〕
4. Thought-stopping techniques (to shut down "reality testing" by stopping "negative" thoughts and allowing only "good" thoughts); rejection of rational analysis, critical thinking, constructive criticism. 
  思考を停止させるテクニック(ネガティブな思考をやめさせ、前向きな思考のみを許すことによって、「現実を直視」することをやめさせる): 理性的な分析、批判的な思考、建設的な批判を拒絶する。


a. Denial, rationalization, justification, wishful thinking 

(準備中)

b. Chanting 
  唱えること


天津祈言は、真光の中で使われている最も主要な祈りの言葉です。信者は危険な状況や困ったときなどにこれを力強く唱えるようにと指導されています。また、光を与える前や、み祭りのとき、日々の祈りのとき、霊界お浄めのときなども同様です。あるトレーニングでは、特に若い信者に対してですが、20−30分間も休むことなく唱えるという場合もあります。

c. Meditating 
  瞑想


瞑想は、霊に憑依されやすくなるという理由で、真光では許可されていません。

d. Praying 
  祈り


神に祈りをささげることが,次のような場合に奨励されています。毎晩寝る前,朝起きたとき、道場に行ったとき、み祭りのとき、車を運転しているとき、光を与える前と後など。

e. Speaking in "tongues" 
  意味不明のことをしゃべりだすという現象


霊査の最中には、霊査を受けている人が見知らぬ外国語でしゃべるということがあり、それは憑依霊の仕業ということになっています。小さい子供が母国語でないドイツ語をしゃべったり,オーストラリア人が流暢な日本語やラテン語さえ話したという報告があります。しかしながら、私の14年間の経験の中では、そのような例を聞いたことがありません。私が霊査を受けたときは、殆どの反応は言葉によるものではなく、うなずいたり、首を横に振ったりというものでした。一度だけ私は日本語で返答したことがありましたが、それは「はい」のように、私がすでに知っているとても簡単な言葉でした。

f. Singing or humming 
  歌うこと、あるいはハミングすること


特にこれが真光の中で使われているということはありませんが、日本語のみ歌はみ祭りの席では歌われます。しかし、それらは極めて短いものです。より長い祈り、すなわち弔霊(ちょうれい)といわれるものがあり、それは人々が額に光を受けているときに歌われることがあります。それは、人々を半催眠状態に導くものです。


5. No critical questions about leader, doctrine, or policy seen as legitimate 
  指導者、教義、正しいとされる方針に対して批判的質問は許されない。


神の教えや救い主様、教え主様、道場の幹部、真光の書籍に対して批判をすることは、信者の罪や穢れ、あるいは邪霊に操られていることの明らかな証拠と見なされます。このことは真光の教えの色々なところで繰り返し述べられており、御聖言、祈言集、月々の教え、初級研修テキストブックに載っています。

「想念の中に間違いが起こったとき、すなわち、それと気づかないうちに我と慢心が湧き起こってきたとき、または、神の絶対性に対する徹底した無条件の信頼が弱まり始めるとき,人は常に神の教えに対して不平を言ったり批判したりするのです。これは想念の中にギャップを生み出します。これは人間の弱点なのです。このときに人は操ろうとしている霊に憑依されやすくなってしまうのです。この理由により、常に「霊(の障り)と戦うという精神的態度」を持つことが重要なのです。」
[Extract from Teachings of Sukuinushisama, Pioneering the Age of Light & Gap in Sonen, given June 1986. Published in Mahikari Australia Journal, Volume 4, No 9, Sept 1986, pg 16]

「人々はしばしば次のように言います。「これは金儲け宗教だ。宗教はいいことしか言わない。あなたは愚かだ、騙されている。働いて、お金を稼いで好きなように使うことはあなたの権利だ。もし神が大きな愛であるならば、神が救ってくれるのは当然のことだ。」」

「これらの言葉は,正しい方法と間違った方法、あるいは正しい神と邪悪な神との区別を知らない人の言うことです。さらには、神秘なことを体験していない人々でもあります。もしあなたがこれらの人々に言いくるめられて、真光−最高の神の救いの場−の入口から遠ざけられてしまったとしたら、なんとかわいそうなことでしょうか。それは、幸せの門から去ることであり、自分自身で地獄への道を歩むことを意味します。あなたはまだ真光の中をほんのちょっと覗いただけです。気をつけてください。これは、邪悪な霊による混乱が再び現れる兆候なのです。」
[Mahikari Primary Kenshu Reference Textbook, Do Not Listen to Dangerous Words of Evil Deities, pg 84]


6. No alternative belief systems viewed as legitimate, good, or useful 
  他のどんな信仰も、正当であるとか役に立つとはされない


真光流の世界の歴史観によると、神は人類の退廃した振る舞いにブレーキをかけるために現在の主な宗教の発展を許したのだということです。真光はそれらを人間が作った「ブレーキ宗教」と呼び、それにはキリスト教、仏教、ヒンズー教、イスラム教が含まれます。それらは「偽の、仮の教え」であり、真実の一部でしかないとされています。すべてに対して正しい答えを持っている唯一の団体は、もちろん○○真光であると言います。「○○」という部分には、「最高」などの意味があります。真光が言うには,歴史上のすべての宗教は、人間の哲学を加えた妥協の産物であり、現代の宗教はもはや適切ではなく、何の救いの力もないと説きます。

「神道も仏教も基教も、主神拝(ぬしがみおろがみ)みし釈迦(ゴータマ)、イエスの生きありし時の教えに万教者も世人も還りて、マ光放ち得る使徒と化さざるべからず。神裁きの世、仏滅の世参る丈なり。」
[御聖言 四つアの世と七つの燈台の火、P.326]

「幾億年目の大ヒックリ返し、神が致すを以って、凡て古きは捨て、新しき改まりたるマコト神の子文明紀へ進ましむる大仕事へ切り換え致す訳なるも、人間界にはそれに対する手立てだになき時の到来を「終末」と申せしなり。故に信仰も最早末となり、人類総神向となる外なきなり。」
[御聖言 信仰と神向き信仰 P.235]

「もしあなた方がこの道に入らなければ,あなた方の殆どは慢性病などに苦しみ、耐えがたく苦しい人生が続くことになるでしょう。同じことは、あなた方の仕事や事業などにも言えるのです。」
[Mahikari Primary Kenshu Reference Textbook, pg 80]

「また、いやしくも今後信仰によって救われんとする心のある人、世救い世直しに指導的役割りを果たさんとする人は、なにをおいても先ずこの人類最高の啓示を、一応は受け入れてしまうべきである。」
〔御聖言 序 P.12〕
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